解説 | |
今季第4戦となるハスキーズ戦は、ディアーズにとって初めての会場である等々力球場で行われた。コイントスに勝ったディアーズはレシーブを選択。ハスキーズのキックオフで試合は開始される。このキックをリターンチームの第一線に位置した#69泉がダイレクトでキャッチ。ディアーズ最初の攻撃は自陣49ヤードという絶好のポジションからとなる。ここからTB#29池場が2回連続でボールを持ちそれぞれ13ヤード、16ヤードをゲイン。更にQB#8鈴木からWR#6椎野へのパスが成功し、3プレーでゴール前7ヤードへ。FB#10山本のランをはさみ、最後はTB池場がラインの好ブロックで大きく開いた穴を走りタッチダウン。7-0と先制する。オフェンスは幸先のよいスタートとなったが、ディアーズ・ディフェンスは立ち上がりスピードが無く動きが悪い。ダウンの更新を許すものの何とかハスキーズの攻撃をパントに追い込む。続くシリーズで、ディアーズはWR#87板井がパスを捕球し一気にタッチダウンを狙いエンドゾーンへ向かうが、ゴール前15ヤード地点でボールを掻きだされ痛恨のファンブルロスト。攻撃権はハスキーズヘ。先ほどのシリーズでは何とかハスキーズの攻撃を食い止めたものの、依然として動きの重いディフェンスは、4回のダウンの更新を許し、ディアーズ陣25ヤードまで迫られる。しかし、勝負所の3rdダウン1ヤードをDE#99木下が止め、ハスキーズはFGを狙う。このキックはDL#76舘内がブロック、得点は7-0のまま動かない。かろうじでピンチを脱したディアーズは、QB鈴木が次々とパスをヒット。最後はTB#39堀口の4ヤードTDランで9プレー、74ヤードのドライブを締めくくり14-0と差を広げる。オフェンスのテンポのよい攻撃で、徐々にディフェンスも動きが軽くなる。ハスキーズの攻撃を3回で止めてパントに追い込むと、このパントをリターナーに入ったDB#24佐野が好リターンし、ハスキーズ陣30ヤードで1stダウン。このチャンスにWR板井へのパス、TB#35平手のランでゴール前5ヤードに進み、最後は同じくTB平手のランでTD。21-0と突き放す。この後は攻守蹴、すべてディアーズのペース。TE#82八百板への29ヤードTDパス、WR板井への52ヤードTDパスで2TDを更に追加、ディフェンスもDL#98新井のQBサックなどで得点を許さず35-0で前半を終了。後半に入り、ディアーズはQBを#3川上へスイッチ。最初のシリーズは、TB堀口がドライブの4プレー、46ヤード(3回のラン、1回のキャッチ)にすべて絡んでTDを追加、42-0とする。その後、QB川上のパスがインターセプトされ、ディアーズ陣32ヤードでハスキーズに攻撃権を渡しピンチを迎えるが、LB#4大林のQBサックで大きくロス。更に同じくLB大林のプレッシャーで浮いたボールを、春の負傷から復帰して今季リーグ戦初出場となるCB#34佐藤がインターセプト。ハスキーズは依然として得点できない。このあと、ディアーズはTB#31坂本のラン、WR#7植村のパスなどで13プレー、72ヤードをドライブし更に1TDを追加。結局49-0で試合は終了し、ディアーズは全勝を守った。 |
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