DEERS HOME 試合結果

2009年10月03日(土) XリーグCENTRAL 第三節

鹿島DEERS VS 明治安田パイレーツ
会場: 川崎球場 / 試合開始時刻: 14:30 / 試合終了時刻: 16:35
TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
鹿島DEERS 14 10 7 7 38
パイレーツ 0 7 0 0 7

得点経過

TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
DEERS 1 01:05 RUSH #38佐藤 43 KICK #26鹿島 G
DEERS 1 10:28 PR #2中川 41 KICK #26鹿島 G
DEERS 2 03:13 FG #26鹿島 26 G
DEERS 2 06:22 RUSH #38佐藤 1 KICK #26鹿島 G
パイレーツ 2 09:12 PASS #7水野→#88二宮 10 KICK #18飯島 G
DEERS 3 08:44 RUSH #29丸田 11 KICK #26鹿島 G
DEERS 4 02:40 RUSH #20岩倉 2 KICK #26鹿島 G
内容 鹿島 パイレーツ
1.ファーストダウン(回数) 19 8
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) 56-341 Yds 46-137 Yds
 パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) 16-9-0-111 Yds 22-11-1-64 Yds
 ラ ン(回数-獲得ヤード) 40-230 Yds 24-73 Yds
3.反 則(回数-損失ヤード) 5-51 Yds 4-28 Yds
4.ファンブル(回数-喪失) 1-0 2-0
5.フィールドゴール(回数-成功) 1-1 0-0
6.ボール所有時間(1Q12分・計48分) 25:45 22:15
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解説by ルールスタッフ 浅野利三郎

1Q

WR#2中川選手

ファーストステージ第3節は、時折雨がぱらつく肌寒い川崎球場で、パイレーツのキックオフで試合開始。
DEERSはRB#38佐藤のランとQB#10尾崎からWR#6渡部へのパスで1stダウンを奪うと、 次のプレーでRB佐藤が43ydのタッチダウンランで先制する。(7-0)
パイレーツに4ydパス・8ydラン・8ydパス・13ydランでDEERS陣36ydに攻込まれるが DEERSディフェンスが踏ん張りパントに追い込む。
DEERSはQB尾崎がWR#18前田に11yd、RB#29丸田に9ydのパスを通すが、反則で罰退してパントとなる。
パイレーツの攻撃をシャットアウトしてパントに追い込むと、 リターナーに入ったWR#2中川が41ydのパントリターンタッチダウンを奪い取る。(14-0)
パイレーツの攻撃に、DL#56杉山がパスインターセプトを決める。
DEERSはQB尾崎がWR#25小嶋に16ydパスを決めたところで第1Qが終了する。

2Q

DB#4山本吉孝選手

QB尾崎からWR小嶋に25ydパスが通りパイレーツ陣12ydに迫ると、 最後はK#26鹿島が26ydのフィールドゴールを決めて追加点をあげる。(17-0)
パイレーツの攻撃にはLB#4山本のQBサック等で1stダウンを与えない。
DEERSはRB丸田の23ydラン、 QB尾崎からWR小嶋への13ydパスでパイレーツ陣1ydに迫るとRB佐藤が中央突破でタッチダウンを奪い取る。(24-0)
パイレーツが反撃する。46ydのロングランでDEERS陣11ydまで迫られ、 最後は10ydのタッチダウンパスを奪われてしまう。(24-7)
パイレーツのキックオフにWR#15大谷のナイスリターンで、 DEERSはパイレーツ陣42ydからの攻撃となるが、連続してQBサックを決められ前半終了となる。

3Q

LB#45山崎選手

後半最初のパイレーツの攻撃に、 LB#51比留間の強烈なタックルやDL杉山のQBサックなどで前進を許さない。
DEERSは連続したランプレーで、7yd・8yd・6yd・5yd・10yd・6yd・3yd・4ydと前進するが、 ロスタックルを決められ4thダウンとなる。 ここで、QB尾崎がWR小嶋に4thダウンギャンブルの19ydパスを成功させると、 次のプレーでRB丸田が11ydのタッチダウンランを奪い取る。(31-7)
パイレーツの攻撃ではLB#45山崎がロスタックルを決めてパントに追い込む。 ここで、パイレーツはパントフェイクのランを試みるが、 LB#5桑澤が確実なタックルでギャンブルプレーを阻止する。
パイレーツ陣35ydからのDEERSの攻撃が進まず、 4thダウンのギャンブルパスが失敗したところで最終の第4Qとなる。

4Q

WR#18前田選手

パイレーツのパントに、 WR前田が果敢なキャッチとリターンを見せてDEERSはパイレーツ陣37ydからの攻撃となる。
DEERSはQBを#16仲田にスイッチすると、RB#11曽根が9yd・19ydを走ってエンドゾーンに迫り、 RB#20岩倉の2ydのタッチダウンランで試合を決定付ける。(38-7)
パイレーツ最後の攻撃も、4thダウンギャンブルのパスを失敗に終らせ、試合終了となる。

森ヘッドコーチコメント

森ヘッドコーチ

「過去2戦でも課題となっていた、反則の多さが改善できていない。特にオフェンスは、集中力がなく、不必要な反則を犯し、4thダウンギャンブルも全て成功させることができなかった。
オフェンスは、他の10人がどれだけいいプレーをしても1人が反則をしてしまったら、全てが無効になってしまう。これまでの試合では、得点差がつく展開で、反則をしても次に誰かが挽回してなんとかなっていたが、競った試合では、ひとつの反則が致命的なミスになる。そのことをもう一度見直さなければならない」
―次節は強豪IBM戦ですが。
「IBMさんは非常に強いチーム。オフェンスの反則をなくし、自分たちのリズムで試合ができるよう、1週間しっかりと準備したい」

選手コメント

LB#42牧内選手

■牧内主将
「試合を通じて覇気を欠いていたと思う。1シリーズ目でタッチダウンし、パントリターンでタッチダウン取ってから、安堵感のようなものが出てしまった。最後まで徹底的にやろうという気迫を見せられなかった」
―ディフェンスは、リーグ戦初失点を喫してしまいましたが。
「プレーが雑になっていたように思う。一人ひとりがやるべきことをやらなければ失点してしまう」
―IBM戦に向けては?
「相手に対しての戦術的な理解を深めることも大切だが、戦う姿勢という内面的な部分を締めなおして、一週間後の試合に臨みたい」


WR#25小嶋選手

■WR#25小嶋選手 (5回81ヤードの活躍)
「QB尾崎さんとの意思疎通がよく、相手のゾーンディフェンスをうまく攻略できた。パスキャッチもよかったが、キックオフカバーでタックルを決められたことにも満足している」




OL#77笠井選手

■OL#77笠井選手 (リーグ戦初スタメン&フル出場)
「初スタメンということで緊張した。対面の選手が強く余計に緊張して思うようにプレーできなかった。センターはオフェンスのリズムを作ることも重要な役割なので、もっと激しいブロックでオフェンスを引っ張れるようにしたい」




DL#56杉山選手

■DL#56杉山選手 (インターセプト1回、QBサック1回を決める)
「インターセプトもQBサックもラッキーだった。インターセプトは、RBがパスコースに出てきたので、QBを見たらボールが飛んできていた。QBサックは、相手のブロッカーもいなかったので、確実に仕留めなくてはいけないプレー。サックを決められてよかった」