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TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
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鹿島DEERS | 14 | 10 | 7 | 7 | 38 |
パイレーツ | 0 | 7 | 0 | 0 | 7 |
TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G/NG |
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DEERS | 1 | 01:05 | RUSH | #38佐藤 | 43 | KICK | #26鹿島 | G |
DEERS | 1 | 10:28 | PR | #2中川 | 41 | KICK | #26鹿島 | G |
DEERS | 2 | 03:13 | FG | #26鹿島 | 26 | − | − | G |
DEERS | 2 | 06:22 | RUSH | #38佐藤 | 1 | KICK | #26鹿島 | G |
パイレーツ | 2 | 09:12 | PASS | #7水野→#88二宮 | 10 | KICK | #18飯島 | G |
DEERS | 3 | 08:44 | RUSH | #29丸田 | 11 | KICK | #26鹿島 | G |
DEERS | 4 | 02:40 | RUSH | #20岩倉 | 2 | KICK | #26鹿島 | G |
内容 | 鹿島 | パイレーツ |
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1.ファーストダウン(回数) | 19 | 8 |
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) | 56-341 Yds | 46-137 Yds |
パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) | 16-9-0-111 Yds | 22-11-1-64 Yds |
ラ ン(回数-獲得ヤード) | 40-230 Yds | 24-73 Yds |
3.反 則(回数-損失ヤード) | 5-51 Yds | 4-28 Yds |
4.ファンブル(回数-喪失) | 1-0 | 2-0 |
5.フィールドゴール(回数-成功) | 1-1 | 0-0 |
6.ボール所有時間(1Q12分・計48分) | 25:45 | 22:15 |
ファーストステージ第3節は、時折雨がぱらつく肌寒い川崎球場で、パイレーツのキックオフで試合開始。
DEERSはRB#38佐藤のランとQB#10尾崎からWR#6渡部へのパスで1stダウンを奪うと、
次のプレーでRB佐藤が43ydのタッチダウンランで先制する。(7-0)
パイレーツに4ydパス・8ydラン・8ydパス・13ydランでDEERS陣36ydに攻込まれるが
DEERSディフェンスが踏ん張りパントに追い込む。
DEERSはQB尾崎がWR#18前田に11yd、RB#29丸田に9ydのパスを通すが、反則で罰退してパントとなる。
パイレーツの攻撃をシャットアウトしてパントに追い込むと、
リターナーに入ったWR#2中川が41ydのパントリターンタッチダウンを奪い取る。(14-0)
パイレーツの攻撃に、DL#56杉山がパスインターセプトを決める。
DEERSはQB尾崎がWR#25小嶋に16ydパスを決めたところで第1Qが終了する。
QB尾崎からWR小嶋に25ydパスが通りパイレーツ陣12ydに迫ると、
最後はK#26鹿島が26ydのフィールドゴールを決めて追加点をあげる。(17-0)
パイレーツの攻撃にはLB#4山本のQBサック等で1stダウンを与えない。
DEERSはRB丸田の23ydラン、
QB尾崎からWR小嶋への13ydパスでパイレーツ陣1ydに迫るとRB佐藤が中央突破でタッチダウンを奪い取る。(24-0)
パイレーツが反撃する。46ydのロングランでDEERS陣11ydまで迫られ、
最後は10ydのタッチダウンパスを奪われてしまう。(24-7)
パイレーツのキックオフにWR#15大谷のナイスリターンで、
DEERSはパイレーツ陣42ydからの攻撃となるが、連続してQBサックを決められ前半終了となる。
後半最初のパイレーツの攻撃に、
LB#51比留間の強烈なタックルやDL杉山のQBサックなどで前進を許さない。
DEERSは連続したランプレーで、7yd・8yd・6yd・5yd・10yd・6yd・3yd・4ydと前進するが、
ロスタックルを決められ4thダウンとなる。
ここで、QB尾崎がWR小嶋に4thダウンギャンブルの19ydパスを成功させると、
次のプレーでRB丸田が11ydのタッチダウンランを奪い取る。(31-7)
パイレーツの攻撃ではLB#45山崎がロスタックルを決めてパントに追い込む。
ここで、パイレーツはパントフェイクのランを試みるが、
LB#5桑澤が確実なタックルでギャンブルプレーを阻止する。
パイレーツ陣35ydからのDEERSの攻撃が進まず、
4thダウンのギャンブルパスが失敗したところで最終の第4Qとなる。
パイレーツのパントに、
WR前田が果敢なキャッチとリターンを見せてDEERSはパイレーツ陣37ydからの攻撃となる。
DEERSはQBを#16仲田にスイッチすると、RB#11曽根が9yd・19ydを走ってエンドゾーンに迫り、
RB#20岩倉の2ydのタッチダウンランで試合を決定付ける。(38-7)
パイレーツ最後の攻撃も、4thダウンギャンブルのパスを失敗に終らせ、試合終了となる。
「過去2戦でも課題となっていた、反則の多さが改善できていない。特にオフェンスは、集中力がなく、不必要な反則を犯し、4thダウンギャンブルも全て成功させることができなかった。
オフェンスは、他の10人がどれだけいいプレーをしても1人が反則をしてしまったら、全てが無効になってしまう。これまでの試合では、得点差がつく展開で、反則をしても次に誰かが挽回してなんとかなっていたが、競った試合では、ひとつの反則が致命的なミスになる。そのことをもう一度見直さなければならない」
―次節は強豪IBM戦ですが。
「IBMさんは非常に強いチーム。オフェンスの反則をなくし、自分たちのリズムで試合ができるよう、1週間しっかりと準備したい」
■牧内主将
「試合を通じて覇気を欠いていたと思う。1シリーズ目でタッチダウンし、パントリターンでタッチダウン取ってから、安堵感のようなものが出てしまった。最後まで徹底的にやろうという気迫を見せられなかった」
―ディフェンスは、リーグ戦初失点を喫してしまいましたが。
「プレーが雑になっていたように思う。一人ひとりがやるべきことをやらなければ失点してしまう」
―IBM戦に向けては?
「相手に対しての戦術的な理解を深めることも大切だが、戦う姿勢という内面的な部分を締めなおして、一週間後の試合に臨みたい」
■WR#25小嶋選手 (5回81ヤードの活躍)
「QB尾崎さんとの意思疎通がよく、相手のゾーンディフェンスをうまく攻略できた。パスキャッチもよかったが、キックオフカバーでタックルを決められたことにも満足している」
■OL#77笠井選手 (リーグ戦初スタメン&フル出場)
「初スタメンということで緊張した。対面の選手が強く余計に緊張して思うようにプレーできなかった。センターはオフェンスのリズムを作ることも重要な役割なので、もっと激しいブロックでオフェンスを引っ張れるようにしたい」
■DL#56杉山選手 (インターセプト1回、QBサック1回を決める)
「インターセプトもQBサックもラッキーだった。インターセプトは、RBがパスコースに出てきたので、QBを見たらボールが飛んできていた。QBサックは、相手のブロッカーもいなかったので、確実に仕留めなくてはいけないプレー。サックを決められてよかった」