DEERS HOME 試合結果

2009年11月15日(日) Xリーグ 2ndSTAGE 第一節

鹿島DEERS VS 吹田マーヴィーズ
会場: 長居球技場 / 試合開始時刻: 14:30 / 試合終了時刻: 17:07
TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
鹿島DEERS 7 13 6 6 32
吹田マーヴィーズ 0 6 7 6 19

得点経過

TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
DEERS 1 09:25 FUM #9佐倉 17 KICK #26鹿島 G
DEERS 2 04:33 FG #26鹿島 26
吹田 2 05:50 RUSH #11木下 1 KICK #3河谷 NG
DEERS 2 12:36 FG #26鹿島 26
DEERS 2 14:58 PASS #12山城→#2中川 18 KICK #26鹿島 G
吹田 3 10:07 PASS #11木下→#88中村 16 KICK #3河谷 G
DEERS 3 12:35 FUM #42牧内 40 KICK #26鹿島 NG
DEERS 4 03:21 FG #26鹿島 36
吹田 4 09:18 RUSH #21瀬川 1 PASS #11木下 NG
DEERS 4 12:46 FG #26鹿島 38
内容 鹿島 吹田
1.ファーストダウン(回数) 11 16
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) 53-289 Yds 76-354 Yds
 パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) 22-12-1-156 Yds 25-9-2-135 Yds
 ラ ン(回数-獲得ヤード) 31-133 Yds 51-219 Yds
3.反 則(回数-損失ヤード) 3-25 Yds 4-55 Yds
4.ファンブル(回数-喪失) 1-1 3-2
5.フィールドゴール(回数-成功) 4-4 0-0
6.ボール所有時間(1Q15分・計60分) 24:58 35:02
改ページ

解説by ルールスタッフ 浅野利三郎

1Q

DL#9佐倉選手のタッチダウン

セカンドステージ第一節は、 今年初の関西遠征となる大阪・長居球技場で冷たい風が吹く中、吹田のキックオフで試合開始。
DEERSの最初の攻撃は2回のランプレーが進まず、次のパスプレーでいきなりのインターセプトを奪われピンチを招く。 しかし、吹田最初の攻撃に鹿島ディフェンスが1stダウンを与えずパントに追い込む。
次の鹿島自陣4ydから攻撃も進まずパントとなる。
吹田の攻撃をLB#42牧内のQBサック等で、再び1stダウンの与えずパントに追い込む。 吹田パンターがスナップされたボールを落とし、このボールをDL#9佐倉が拾い上げ、 そのまま17ydを走り切って先制のタッチダウンを奪い取る。(7−0)

2Q

WR#2中川選手

DEERSと吹田がパントを蹴りあった後のDEERSの攻撃で、RB#29丸田が46ydを快走し吹田陣10ydに迫る。 タッチダウンは奪えなかったもののK#26鹿島が26ydのフィールドゴールを決めて点差を広げる。(10−0)
吹田が反撃する。吹田QBに58ydを走られDEERS陣1ydに進まれ、ここから中央突破のタッチダウンを奪われる。 しかし、トライフォーポイントのキックはDL#79坂田がブロックして失敗に終わらせる。(10−6)
DEERSの攻撃でRB#38佐藤が13ydを走ると、QB#12山城がWR#2中川に39ydのパスを成功させて吹田陣13ydに迫る。 ここでも、タッチダウンは奪えなかったもののK鹿島が26ydのフィールドゴールを決めて点差を広げる。(13−6)
吹田の攻撃をパントに終わらせると、DEERSは前半残り時間42秒で自陣14ydからの攻撃となる。 RB佐藤の12ydランやQB山城からWR中川への33ydのパス等で吹田陣18ydに迫ると、 QB山城がエンドゾーンに走り込んだWR中川へ18ydのタッチダウンパスをヒットさせ前半が終了する。(20−6)

3Q

DB#21のエンドゾーンでのインターセプト

後半最初の吹田の攻撃で、44ydのロングパス等でDEERS陣10yまで進まれる。 しかし、ここからエンドゾーンに投げられたパスをDB#21加藤がインターセプトを奪い取りピンチを凌ぐ。
DEERSの攻撃はQBサックを決められる等でパントとなる。
吹田の攻撃も1stダウンを与えずパントに追い込む。 しかし、パントリターン中にボールを叩かれ、吹田がDEERS陣28ydからの攻撃となる。
ランプレーで1stダウンを更新されると、最後は16ydのタッチダウンパスを奪われる。(20−13)
DEERSの攻撃ではセンターからのスナップをQBが受け損なう等、攻撃が進まずパントとなる。
この試合、DEERSディフェンスにビッグプレーが出る。 吹田のラン攻撃にLB#43岡橋がランナーのボールを弾き出し、 このボールをLB牧内が空中でキャッチしてそのまま40ydを走ってタッチダウンを奪い取る。(26−13)

4Q

RB#29丸田選手

DEERSはQB#10尾崎がRB#11曽根に6ydパス、TE#82八百板に8ydパスを通すと、 WR中川が34ydのリバースラン、更にWR#81永川に7ydパスをヒットさせ、 最後はK鹿島が36ydのフィールドゴールを決めて点差を広げる。(29−13)
吹田も必死に反撃する。 7回のランと3回のパスで79ydをドライブしてDEERS陣1ydに迫り、最後は1ydランで点差を詰められる。 しかし、トライフォーポイントでは2点を狙ったパスを失敗に終らせる。(29-19)
DEERSは吹田のオンサイドキックを失敗に終らせ、RB丸田の13ydランなどで時間を使って吹田陣21ydに迫る。 ここから、この試合4本目となる38ydのフィールドゴールをK鹿島が決めて試合を決定付ける。(32−19)
吹田最後の攻撃に、LB牧内がインターセプトを決めて試合終了となる。

森ヘッドコーチコメント

森ヘッドコーチ

「2ndステージ以降は、まず勝利することが大事だと考えていたが、今日の試合は、死力を尽くした結果の勝利ではなく、ミスばかりが目立つ内容になってしまった。
特にオフェンスは、良くなかった。ポテンシャルはあるが、持っている力を全く出せていない。なんとか自分たちの力を出し切れるようにシルバースター戦までに修正をしたい。ディフェンスは、良いプレーと悪いプレーがはっきりとしていて、ロングゲインを許すプレーもあったが、2本タッチダウンを奪うなど全体的には良かった。スペシャルチームも試合を通じて良かった。」

―次戦はシルバースター戦ですが
「シルバースターに勝たなければ次はない。一週間いい準備をして試合に臨みたい」

選手コメント

LB#42牧内選手

■牧内主将
「オフェンスがなかなか進まない中でディフェンスがボールを奪え、我慢できたのは良かった。 オフェンスは、全体的にボールの扱いが雑になってしまったと思う。
各選手が自分の役割に精一杯になっていて、相手をブレイクする激しさが足らなかったことが課題」
―シルバースター戦に向けては?
「一週間でスキルの大幅な積み上げは望めない。ハートの部分で、もう一度気合を入れ直し、チーム一丸でシルバースターに勝つという気概を持って試合に臨みたい」


RB#29丸田選手

■RB#29丸田選手 (ラン7回62ヤード)
「今日のオフェンスは散々。プレーが雑だった。やるべきことを一つ一つ丁寧にやるしかない。シルバースター戦に向けて一週間で立直したい」







LB#43岡橋選手

■LB#43岡橋選手 (リーディングタックラーとなるタックル9回を記録)
「試合前にいいイメージができていたのでタックルは良かったと思う。ただ、相手にロングゲインを許したプレーもあり、注意すべきところをしっかりと理解できていた部分もあった。その辺りは修正しないといけない」