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TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
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鹿島DEERS | 7 | 14 | 0 | 7 | 28 |
IBM BigBlue | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G/NG |
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鹿島DEERS | 1 | 08:00 | RUSH | #38佐藤 | 31 | KICK | #14青木 | G |
鹿島DEERS | 2 | 2:50 | RUSH | #29丸田 | 7 | KICK | #14青木 | G |
鹿島DEERS | 2 | 08:42 | PASS | #10尾崎→#29丸田 | 32 | KICK | #14青木 | G |
鹿島DEERS | 4 | 02:28 | PASS | #10尾崎→#11前田 | 43 | KICK | #14青木 | G |
内容 | 鹿島 | IBM |
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1.ファーストダウン(回数) | 24 | 13 |
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) | 61-447 Yds | 46-155 Yds |
パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) | 13-7-0-112 Yds | 27-17-2-145 Yds |
ラ ン(回数-獲得ヤード) | 48-335 Yds | 19-10 Yds |
3.反 則(回数-損失ヤード) | 3-37 Yds | 1-5 Yds |
4.ファンブル(回数-喪失) | 0-0 | 0-0 |
5.フィールドゴール(回数-成功) | 0-0 | 0-0 |
6.ボール所有時間(1Q12分・計48分) | 26:39 | 21:21 |
2010年秋季リーグ開幕戦は、台風の影響で久しぶりの雨となったものの天候に左右されない東京ドームで、
DEERSのキックオフで試合開始となる。
IBM最初の攻撃はパスプレーで1stダウンの更新されるが、次のスナップがオーバースローとなりパントに追い込む。
DEERS最初の攻撃は反則で後退するが、QB#16尾崎の7ydランとRB#29丸田の14ydランで1stダウンを奪うと、
QB尾崎がWR#11前田に9yd、WR#15大谷に12ydパスを通す。そして、RB#38佐藤がサイドライン際を走り抜けて31ydのタッチダウンランを決めて先制する。(7-0)
IBMの次の攻撃は、1stダウンを与えずパントに追い込む。このパントをWR #2中川のナイスリターンでDEERSは相手陣40ydからの攻撃となる。
DEERSはQB尾崎の7ydラン、RB丸田の8ydランで1stダウンを更新する。
DEERSのラン攻撃が進む。
QB尾崎が5yd、RB丸田が5yd・3yd、RB佐藤が4ydを走ってIBM陣7ydに迫ると、RB丸田がタッチダウンランを奪い取る。(14-0)
IBMの攻撃をシャットアウトしてパントに追い込むが、パントフェイクのパスで1stダウンを奪われる。
しかし、IBMのパス攻撃にDB#24佐野がインターセプトを決めてピンチを凌ぐ。
DEERSはQB尾崎がWR#7植村に6yd、WR#18永川に6ydのパスを通して1stダウンを更新するとRB佐藤が16ydを走る。
そして、RB丸田がQB尾崎から短いパスを受けると、そのままエンドゾーンに走り込み、32ydのタッチダウンを奪い取る。(21-0)
IBMに15ydパス等でDEERS陣に攻込まれるが、3回のパスを失敗に終らせ、前半が終了する。
IBMのパス攻撃でパスをキャッチされた直後にDB#23栄が強烈なタックルでファンブルを誘い、
LB#31秋野がリカバーしてDEERSの攻撃となる。
DEERSはQBを#10山城にスイッチするとWR前田にロングパスを成功させる。
パスをキャッチしたWR前田は相手ディフェンダーを振り切ってエンドゾーンに走り込み43ydのタッチダウンパスを奪い取る。(28-0)
IBM必死の反撃で、5本のパスを通されてDEERS陣23ydまで前進されるが、DB佐野がこの試合2本目のインターセプトで得点を許さない。
DEERSは若手RBが思い切ったランプレーを見せる。
RB#20岩倉が1yd・7yd・2yd・14yd・9ydを走り、RB#27伊藤が7yd・6yd・3ydを走る。ランプレーで時間を消費し、このまま完封で試合終了となる。
この試合、攻守ともにラインが非常に良い働きをしてくれた。また、ディフェンスは全体的に良く頑張ってくれたと思う。
ただ、まだ細かいミスが多い。スナップミスや交代時の確認不足、やらなくて済む反則など、次試合にむけてチューニングしていくべき課題である。
■牧内主将
新たなヘッドコーチを迎えたIBMは何をしてくるかわからなかった。そんな相手に28-0と完封で勝利出来たことは良かった。自分達のプレーが出来ていた結果と思う。
オフェンス、ディフェンスともに現段階では個々の動きで勝負していると思う。まだ小じんまりとまとまる時期では無いと思うので、個人の力を伸ばしながら弾けていきたい。
ただし、ある時期からはチーム全体が一つの生き物のように機能する事が必要になるであろう。時系列を見極めながら、全体の完成度も上げていきたい。
■DB#13山本(周)選手
(2Q、相手RBを後ろ側に仰向けにさせたナイスハードタックルを決めた#13山本周平。
サイドラインの選手からもどよめきが起きるほどのド派手なタックル音。
ハーフタイムのハドル、森HCも「周平のタックルを見習え」と称えた。)
「思い切って突っ込んで相手を後ろ側に倒すつもりで狙っていた。当たった瞬間は快心。「いったな」と思った。
まだまだ上を目指す。もっともっと強く後ろに倒すようなタックルを狙っていく」
■LB#37大舘選手
(試合開始後、最初のプレーで相手RBへのタックルを記録。DEERS2010、秋の公式戦最初の記録は、新人ながらすでにディフェンスの要を担う大館から始まった)
「実は、最初のタックルは無我夢中でよく覚えていない。来たのでイったという感じ。
今日は自分にまったく満足していない。強くイけていない。
次の試合では、更なるハードヒットを狙っていく」