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TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
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鹿島DEERS | 7 | 7 | 7 | 17 | 38 |
アサヒ飲料チャレンジャーズ | 3 | 0 | 7 | 13 | 23 |
TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G/NG |
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アサヒ飲料 | 1 | 07:42 | FG | #17山岡 | 41 | − | − | G |
鹿島 | 1 | 11:34 | PASS | #16尾崎→#18永川 | 38 | KICK | #14青木 | G |
鹿島 | 2 | 08:29 | PASS | #16尾崎→#2中川 | 27 | KICK | #14青木 | G |
鹿島 | 3 | 01:55 | PR | #2中川 | 84 | KICK | #14青木 | G |
アサヒ飲料 | 3 | 08:59 | PASS | #23椙田→#88植松 | 4 | KICK | #17山岡 | G |
アサヒ飲料 | 4 | 00:08 | PASS | #23椙田→#15森 | 21 | PASS | #22佃 | NG |
鹿島 | 4 | 00:20 | KOR | #11前田 | 87 | PASS | #16尾崎→#25岩井 | G |
鹿島 | 4 | 02:27 | RUSH | #38佐藤 | 69 | RUSH | #28島 | NG |
鹿島 | 4 | 07:54 | FG | #14青木 | 36 | − | − | G |
アサヒ飲料 | 4 | 12:46 | RUSH | #4木村 | 4 | KICK | #17山岡 | G |
内容 | 鹿島 | アサヒ飲料 |
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1.ファーストダウン(回数) | 12 | 19 |
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) | 46-299 Yds | 77-432 Yds |
パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) | 16-9-0-132 Yds | 36-23-1-243 Yds |
ラ ン(回数-獲得ヤード) | 30-167 Yds | 41-189 Yds |
3.反 則(回数-損失ヤード) | 5-35 Yds | 5-35 Yds |
4.ファンブル(回数-喪失) | 0-0 | 0-0 |
5.フィールドゴール(回数-成功) | 1-1 | 2-1 |
6.ボール所有時間(1Q15分・計60分) | 22:43 | 37:17 |
2010年秋季リーグ2ndSTAGE第2戦は、小春日和のキンチョウスタジアム(旧長居球技場)で飲料のキックオフで試合開始となる。
DEERS最初の攻撃はランが進まず、1stダウンを奪えずパントとなる。
飲料最初の攻撃で、5yd・4ydを走られた後、7yd・13yd・5ydのパスを通され、
更に12yd・9ydを走られてDEERS陣24ydに迫られフィールドゴールで先制点を奪われる。(0-3)
DEERS次の攻撃では、QB#16尾崎からWR#11前田に12ydパス、QB尾崎の10ydラン、RB#29丸田の6ydランで前進する。
そして、QB尾崎がWR#18永川にロングパスを投じ、見事な38ydのタッチダウンパスを成功させて逆転する。(7-3)
次の飲料のラン攻撃が止められない。4yd・10yd・3yd・17yd・4yd・18ydを走られたところで第2Qとなる。
飲料のラン攻撃で9yd・16ydを走られ、DEERS陣9ydまで迫られる。
しかしここでDB#21加藤のタックル等で前進を許さずフィールドゴールに追い込むと、このキックをDB加藤がブロックし、失敗に終らせる。
DEERSはQB尾崎がWR永川に13ydパスを通すが、その後のランプレーが進まずパントに追い込まれる。
しかし、パント隊形からショートスナップを受けたTE#17高木がDB#22堀に18ydのパスを成功させて1stダウンを奪い取る。
すると、QB尾崎がWR永川に9ydパス、RB#20岩倉の4ydランで前進し、
QB尾崎は再びロングパスで投じ、WR#2中川が見事なキャッチで27ydのタッチダウンパスを成功させる。(14-3)
飲料の反撃で13ydパス・17ydランを奪われるが、DEERSディフェンスが踏ん張る。
DB#13山本・周が強烈なタックル、次のパスプレーにLB#37大舘が素早い反応でロスタックル、
更にDL#44小宮もランプレーを走らせずパントに追い込み、前半が終了する。
後半開始の飲料の攻撃にDL#92西川のロスタックル等で1stダウンを与えずパントに追い込む。
すると、パントを自陣16ydでキャッチしたWR中川が相手タックルをかわして84ydのリターンタッチダウンを奪い取る。(21-3)
しかし、次の飲料の攻撃で、21ydラン・15ydパス・16ydパス等でDEERS陣4ydに攻込まれ、ここからタッチダウンパスを奪われる。(21-10)
両チームがパントを蹴りあう膠着状態となるが、飲料に43ydのロングパスを決められたところで第4Qとなる。
第4Q最初のプレーで21ydのタッチダウンパスを通されて5点差となると、飲料は2点トライを仕掛けてくる。
フリーフリッカーからのエンドゾーンにパスを投げるがこれをDB#24佐野がインターセプトし失敗に終らせる。(21-16)
いやなムードになりかけた試合に、WR前田が見せ場を作る。飲料のキックオフに87ydのリターンタッチダウンを奪い取る。
更に2点トライでQB尾崎がWR#25岩井にタッチダウンパスを成功させる。(29-16)
飲料の必死の反撃もDB#4山本・吉がロスタックルを決めるとDL小宮も負けじとロスタックルを浴びせパントに追い込む。
DEERSの攻撃に今度はRB#38佐藤が見せ場を作る。相手ディフェンスを振り切って69ydを独走してタッチダウンを奪い取る。(35-16)
飲料のパス攻撃にDL#90鈴木がキャッチ直後のレシーバーにタックルし失敗に終らせる等、
1stダウンを与えず4thダウンギャンブルのパスも失敗に終らせる。
DEERSは確実なランで前進し、K#14青木が36ydのフィールドゴールを成功させる。(38-16)
飲料の反撃にDB山本・周がインターセプトを奪い取る。
しかし、DEERSのラン攻撃がパントになると、飲料は32ydパス等でボールを進め、最後は4ydのタッチダウンを奪って反撃する。(38-23)
飲料のオンサイドキックにWR#7植村が冷静なキャッチでDEERSの攻撃となる。
残り時間僅か、RB丸田が1stダウンを奪い取り、試合終了となる。
2ndSTAGE以降はオフェンス・ディフェンス・スペシャルチームの全ての総合力で相手を上回らないと勝てない。この試合もそうだったがディフェンスが普通にやっていて完封できるような相手はいないし、オフェンスもベースプレーを簡単にゲインさせてくれる相手はいない。その中で今日は、ディフェンスがよく耐え、オフェンスは少ないチャンスを一発で得点に結びつける決定力があった。そして最大の勝因はスペシャルチームである。練習の成果を出すことができた。オフェンス、ディフェンス、スペシャル、3つの総合力で相手を上回る典型的な試合だったと思う。これからの相手も確実に強いが、ディアーズはストレングコーチとトレーナーが本当に素晴らしい仕事をしてくれているので消耗戦は望むところ。次戦以降も我慢をすべきところは我慢をして少ないチャンスをものにする勝負強いフットボールで勝利を目指す
■牧内主将
アウェイの条件は気にならなかった。むしろ関西出身の選手が多く、変に気負って硬くなったらまずいな・・・の面もあったが杞憂に終わった。メンタル面でも選手が成長している。悪い意味での緊張ではなく"やってやる!"の気持ちが良い方向に出ていた。今後もこのような厳しい試合ばかりだろう。でも本当に楽しい。リスペクトできる強い相手になればなるほど楽しい。ただ、そう言えるのも勝利できたから。楽しさを味わえるのも勝ってこそ。本当の"克己"が試されている。ぎりぎりの楽しさを勝ち続けて味わい続けていきたい
■WR#2中川選手
(後半開始早々、相手のパントを一発で84ydリターンの見事なタッチダウン!一発芸モンキーズのうち前試合ではWR#11前田、RB#29丸田がやってくれたが、中川は"抜けた!"と思わせたエンドゾーンへのロングランの途中で僅かにラインを踏んで幻のタッチダウンに。その悔しさを払拭して余りある、中川らしい完璧なリターン)
「やっちゃいました。よかったです。ホンマよかった。パントリターンチームのDB#23栄さんから"この試合は一発が狙える"と言われその気になっていた。本当に出来てホンマよかったです。」
■DB#13山本(周)選手
(第2Q、それまでスクリンイメージを突破され苦しめられていた相手RB#22佃に、炎の正面タックルを浴びせ斜め後方に倒し込む。終盤は見事なインターセプトも決め、怪我からの完全復帰を強くアピール)
「佃選手はカットを切ってくるので、それまでは見て待ってから止める戦法をとっていたが、あの時は"イける!"と思ったのでハードヒットで突っ込んだ。快心とまではいかないが、いいタックルだったと思う。怪我でここ数戦出場できなかった。うずうずしていたと言うより、迷惑をかけて申し訳ない、何とかしたい!という気持ちが強かった。アサヒ飲料には、関西大学同期の選手も何人かいるので負けられないという気持ちもあった。次戦以降は本当に負けられない試合が続く。自分のやるべき事をやり抜き、絶対に諦めない粘りの姿勢を貫いて勝つ。勝つ、その事他だけしか頭にない」
■TE#17高木選手
(第2Q、4thダウンパントに追い込まれたが、フェイクでボールを受け#22堀に見事な18ydパスを通しフレッシュ獲得。これが2本目のタッチダウンにつながった。高木は何でもこなせる器用かつ沈着冷静な名バイプレーヤー。試合後、森HCも取材に対し「練習で繰り返してきたプレー。ミスさえしなければ決まるプレーと確信していた。緊迫した本番で高木と堀が良く決めてくれた」と信頼のコメント)
「練習通りのプレー。落ち着いて出来たので良かった。以前、類似のプレーを成功させた経験もあるが、その際にテレビに映っていたのはパスを受けたDB#24佐野さんだけだった。きっと今回も堀だけが映っていると思う。でもそれでいい」。
■RB#38佐藤選手
(4Qには第4の一発芸モンキー佐藤も爆発。69ydの独走でとどめに近いタッチダウンを奪取)
「#2中川や#11前田が一発を決めていたのでランでもビッグプレーは狙っていた。ただしあのプレーはとにかく1stダウンを取りに行った結果。嫁に感謝している。いつも有り難う。これからもよろしく。」