DEERS HOME 試合結果

2011年12月4日(日) Xリーグ FINALSTAGE

鹿島DEERS VS オービックシーガルズ
会場: 横浜スタジアム / 試合開始時刻: 11:00 / 試合終了時刻: 13:40
TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
鹿島DEERS 3 10 7 0 20
オービックシーガルズ 17 7 14 7 45
title

(photo_num)

  • DB#23栄選手
  • DB#21加藤(公)選手のインターセプト
  • RB#38佐藤(昭)選手
  • LB#80長島選手のQBサック
  • DB#22堀選手
  • QB#16尾崎選手
  • DEERSディフェンス
  • OL#57倉持(和)選手・RB#29丸田選手
  • WR#11前田選手
  • タッチダウン後のWR#7植村選手

得点経過

TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
シーガルズ 1 04:32 PASS #6菅原→#85萩山 2 KICK #1金親 G
シーガルズ 1 09:41 FG #1金親 40
鹿島 1 12:11 FG #14青木 44
シーガルズ 1 15:00 PASS #6菅原→#20古谷 42 KICK #1金親 G
鹿島 2 04:35 PASS #12尾崎→#7植村 5 KICK #14青木 G
シーガルズ 2 07:22 RUSH #6菅原 15 KICK #1金親 G
鹿島 2 11:02 FG #14青木 23
シーガルズ 3 04:16 RUSH #21中西 1 KICK #1金親 G
鹿島 3 12:15 RUSH #38佐藤 1 KICK #14青木 G
シーガルズ 3 13:45 PASS #6菅原→#18木下 38 KICK #1金親 G
シーガルズ 4 03:33 RUSH #13木下 6 KICK #1金親 G
内容 鹿島 シーガルズ
1.ファーストダウン(回数) 17 20
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) 68-312 Yds 70-396 Yds
 パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) 39-16-4-156 Yds 26-16-1-203 Yds
 ラ ン(回数-獲得ヤード) 29-156 Yds 44-193 Yds
3.反 則(回数-損失ヤード) 3-24 Yds 3-20 Yds
4.ファンブル(回数-喪失) 2-2 0-0
5.フィールドゴール(回数-成功) 2-2 1-1
6.ボール所有時間(1Q15分・計60分) 23:58 36:02
改ページ

解説by ルールスタッフ 浅野利三郎

1Q

 JAPAN X BOWL進出を賭けた準決勝戦、快晴の横浜スタジアムでDEERSのキックオフで試合開始となる。
 シーガルズ最初の攻撃でパス攻撃が止められない。5yd・6yd・15yd・19yd・12ydとパスを通され、 残り2ydもパスでタッチダウンを奪われて先制される。(0-7)
 DEERS最初の攻撃は、1stダウンを奪えずパントとなる。
 シーガルズに8ydラン、12ydパス・6ydパス・13ydパスでDEERS陣25ydまで攻込まれるが、 DL#92西川のロスタックルなどでフィールドゴールの失点に食い止める。(0-10)
 DEERSはシーガルズのキックオフにWR#11前田が28ydをリターンすると、 QB#12加藤からWR#25岩井への22ydパスで前進し、K#14青木が44ydのフィールドゴールを成功させて点差を詰める。(3-10)
 シーガルズの攻撃にLB#80長島がQBサックを決めるが、 10ydのパスで1stダウンを更新されると続くパスプレーで42ydを走られ、タッチダウンを奪われる。(3-17)

2Q

 DEERSが反撃する。シーガルズのキックオフにWR#2中川が28ydをリターンする。QB#16尾崎が3回連続のランで12yd・12yd・12ydを走る。 更にQB尾崎からWR#7植村への7ydパス・RB#34藤森の3ydランで相手陣5ydに迫ると、 QB尾崎がエンドゾーンに走り込んだWR植村にタッチダウンパスを成功させる。(10-17)
 シーガルズ攻撃に1stダウンを与えずパントに追い込む。
 DEERSはQB尾崎がWR植村に18ydパスで1stダウンを更新するが、 次のパスプレーでボールをカットされ、微妙な判定でインターセプトを奪われてしまう。
 シーガルズのDEERS陣20ydからの攻撃に5ydランと15ydランでタッチダウンを奪われ、点差を広げられる。(10-24)
 DEERSはQB加藤がWR前田に13ydパスを通すと、 QB加藤の11ydラン、RB#29丸田の10ydラン・6ydランで相手陣6ydまで前進し、K青木が23ydのフィールドゴール決めて点差を詰める。(13-24)

3Q

 DEERSはRB藤森の4ydランの後、次のプレーでスナップを落として攻撃権を奪われ、 DEERS陣35ydからシーガルズの攻撃となる。
 このピンチに18ydパス・8ydラン・8ydパスでゴール前1ydに迫られ、 最後は中央突破のランでタッチダウンを奪われる。(13-31)
 DEERSはシーガルズのキックオフにボールをファンブルし攻撃権を奪われるが、 このピンチはDB#21加藤のインターセプトでピンチを凌ぐ。
 DEERSは1stダウンを奪えずパントとなるが、シーガルズの攻撃もDL#90鈴木のQBサックでパントに追い込む。
 DEERSはQB加藤がWR岩井に15ydパスを通すと、QB加藤が32ydを走る。 更にQB加藤がRB藤森に11ydパスを通して相手陣1ydに迫ると、RB#38佐藤がタッチダウンランを決める。(20-31)
 シーガルズの攻撃が止められない。14ydランで前進された後、38ydのロングパスでタッチダウンを奪い返される。(20-38)
 DEERSはRB丸田が5yd・16ydを走り、QB加藤からRB#20岩倉が9ydパスをキャッチしたところで、第3Qが終了する。

4Q

 DEERSは相手陣30ydから4thダウン1ydのギャンブル攻撃に失敗すると、シーガルズのランプレーが止められない。 28yd・13yd・23ydのランでDEERS陣6ydに迫られ、次のランでタッチダウンを奪われる。(20-45)
 時間のないDEERSはパス主体の攻撃となり、QB加藤がWR岩井に16ydパスを通すが、次のパスでインターセプトを奪われる。
 シーガルズの攻撃をDB加藤のタックルなどでパントに追い込みDEERSの攻撃となるが、 再びパスをインターセプトで得点を奪えない。
 時間を消費するシーガルズのランプレーに1stダウン与えずパントに追い込む。
 DEERSはQB加藤の16ydラン、WR中川への29ydパスで前進するが、またしてもパスインターセプトを奪われ、試合終了となる。

森ヘッドコーチコメント

森ヘッドコーチ 完敗でした。力不足が全てです。個々のプレーの出来・不出来、あるいはそれぞれの場面での「やった・やられた」・・・にも差はありましたが、今日の負けの原因はスタンダードなファンダメンタルな部分にあると感じました。いずれにしても、勝敗の全責任はヘッドコーチたる私が負うべきものと思っています。
事実は単純で、弱いから負けた。強い事だけが勝つ事の十分条件ではありませんが、少なくとも強くなければ勝つ事は出来ません。今日は、現状の強さのレベルでは、勝てないという事が理解できたという事です。同じチームに2年続けて、同じような状況で勝つことが出来なかった。まずは、その事実をしっかりと認識しなければなりません。
企業チームであるDEERSの選手は、当然の事ながら年次レベルで計画的に補強されます。ある日急に、実力も実績も豊富な選手が入って来るという事はありません。だからこそ、申し分ない練習環境を頂いている自分達がやらなければならないという自覚はチーム全体が持っています。誰が強くしてくれる訳ではない、自分がやるんだ、という強い気概を持って、次年度に向けて心を一つにして参ります。今シーズンもここまでご支援・応援を頂き本当に有難う御座いました。今後もご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。

選手コメント

RB#29丸田選手

■丸田主将
完全な力負けでした。応援して下さる皆様には、勝つことでしかご恩をお返しできないと思ってやって来ましたが、それが叶いませんでした。
自分達はフットボールが大好きです。その大好きなフットボールを通じて皆様に感謝をお伝えし、さらに力を得ていただけるようなプレーを貫く事が、鹿島DEERSの存在意義である事は理解しているつもりです。「結果」という形でそれをお伝えする事が出来なかった事が、本当に悔しくてたまりません。この悔しさと、そして応援して下さる皆様への感謝の気持ちを、どんな時でも、試合中であっても絶対に忘れずに、より強くなるために精進を続けていきます。本当に有難う御座いました。



WR#7植村選手

■WR#7植村選手
―冷静に振り返って、今日の結果と今年のチームについて。
今年のチームは特にオフェンスがパス主体のシステムに変わり、得点力はアップしますが、反面 パス不成功やインターセプトで流れを断ち切ってしまうリスクも抱える事になりました。 今回はそのリスクの部分が大きく出てしまい、「大差の完敗」という結果となった事は重く受け止めています。 ただ、チームにはまだまだ伸びしろがあると思います。それを信じてまた前を向いてやっていく他はありません。とにかく今シーズン応援いただきました皆様には、心より御礼申し述べます。有難う御座いました。
―自分自身の事は二の次とは思いますが、最年長タッチダウン記録を更新しました。
前にもお話しましたが、現役としてプレーさせて頂いている限りは、狙っていましたし意識もしていました。チャンスがあればやったろうと。それが達成できた今、嬉しいと言うよりは、よかったな・・・と静かに感じています。自分自身の来年については、またゆっくりと考えたいと思います。