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2012年6月10日(日) 第35回パールボウル 準決勝

鹿島DEERS VS オービックシーガルズ
会場: 川崎球場 / 試合開始時刻: 14:15 / 試合終了時刻: 16:51
TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
鹿島DEERS 7 10 0 14 31
オービック 10 20 17 0 47
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(photo_num)

  • WR#11前田選手
  • DL#99海老澤選手・DL#90鈴木選手
  • LB#37大舘選手
  • QB#10山城選手
  • WR兼ホルダー#7植村選手

得点経過

TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
鹿島 1 05:01 PASS #12加藤→#11前田 16 KICK #81宮本 G
オービック 1 05:25 PASS #15龍村→#18木下 67 KICK #1金親 G
オービック 1 08:15 FG #1金親 28
オービック 2 01:23 PASS #15龍村→#17平野 11 KICK #1金親 G
オービック 2 02:47 PR #83清水 62 KICK #1金親 NG
オービック 2 07:51 RUSH #20古谷 4 KICK #1金親 G
鹿島 2 11:19 FG #81宮本 30
鹿島 2 14:15 PASS #10山城→#25岩井 9 KICK #81宮本 G
オービック 3 02:29 FG #1金親 35
オービック 3 04:30 PASS #6菅原→#18木下 52 KICK #1金親 G
オービック 3 12:06 RUSH #21中西 5 KICK #1金親 G
鹿島 4 01:24 RUSH #20岩倉 3 KICK #81宮本 G
鹿島 4 06:23 RUSH #27伊藤 1 KICK #81宮本 G
内容 鹿島 オービック
1.ファーストダウン(回数) 22 16
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) 82-371 Yds 54-349 Yds
 パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) 48-28-1-246 Yds 29-17-1-298 Yds
 ラ ン(回数-獲得ヤード) 34-125 Yds 25-51 Yds
3.反 則(回数-損失ヤード) 3-25 Yds 2-30 Yds
4.ファンブル(回数-喪失) 1-0 2-2
5.フィールドゴール(回数-成功) 2-1 2-2
6.ボール所有時間(1Q15分・計60分) 35:35 24:25
改ページ

解説by ルールスタッフ 浅野利三郎

1Q

 第35回パールボウル準決勝は、梅雨の合間の川崎球場で、オービックのキックオフで試合開始となる。
 DEERS最初の攻撃は1stダウンを奪えずパントに追い込まれる。
 オービック最初の攻撃で9ydのパスを通されるが、次のランプレーでファンブルを誘い、LB#53牧内がリカバーし、 DEERSは相手陣27ydからの攻撃となる。
 QB#12加藤が5yd、RB#29丸田が8ydを走ると、QB加藤がWR#11前田へ16ydのタッチダウンパスを通して先制する。(7-0)
 オービックにDEERSのキックオフを33ydまでリターンされると、 最初のプレーで、短いパスから67ydを走られて同点に追いつかれる。(7-7)
 DEERS次の攻撃では、最初のパスをインターセプトされ、DEERS陣26ydからオービックの攻撃となりピンチを迎える。 ここでは、DL#90鈴木、DL#99海老澤のタックルでタッチダウンを許さずフィールドゴールの失点に留める。(7-10)
 DEERSはRB丸田の16dy・8yd・5ydラン等で相手陣10ydに迫り、同点のフィールドゴールを狙うがキックをブロックされ、同点に追いつけない。

2Q

 オービックに15ydパス・6ydランで前進され、最後は11ydのタッチダウンパスを決められて追加点を許す。(7-17)
 DEERSの攻撃が1stダウンを奪えずパントとなると、パントリターンで62ydのリターンタッチダウンを奪われる。(7-23)
 再び、DEERSの攻撃が1stダウンを奪えずパントとなると、DEERS陣16ydまでリターンされ、ピンチとなる。
 オービックに5yd・6ydを走られ、最後は3ydのタッチダウンランを奪われる。(7-30)
 DEERSはQB#10山城がWR#2中川への45ydのスクリーンパスを成功させると、 WR前田に12ydパスを通し、最後は30ydのフィールドゴールをWR#81宮本が決める。(10-30)
 オービックの攻撃を1stダウンを与えずパントに追い込むと、 DEERS はQB山城がWR中川に17yd・WR前田に11ydのパスを通し、 最後はWR#25岩井に8ydのタッチダウンパスを決めて前半が終了する。(17-30)

3Q

 後半最初のオービックの攻撃は1stダウンを与えずパントに追い込むが、キックをキャッチし損ない、 DEERS陣20ydからの攻撃となる。タッチダウンは許さないものの35ydのフィールドゴールで追加点を奪われる。(17-33)
 DEERSの攻撃が進まずパントとなると、オービックにロングパスで、52ydのタッチダウンパスを奪われる。(17-40)
 次のオービックの攻撃では15ydパスと4回のランで、DEERS陣19ydまで攻め込まれるが、 タッチダウンを狙ったパスをDB#22堀がインターセプトし、ピンチを凌ぐ。
 DEERSの攻撃は進まず、3回連続で1stダウンが奪えない。 オービックに28yd・8ydとパスを通され、最後は5ydのタッチダウンランを奪われる。(17-47)
 DEERSはQB加藤がWR岩井に14yd・9ydパスなどで相手陣19ydに迫ったところで第3Qが終了する。

4Q

 DEERSはQB加藤がWR#18永川に6yd・WR#15大谷に7ydパスを通し、最後はRB#20岩倉が3ydのタッチダウンランを奪い取る。(24-47)
 オービックの攻撃を1stダウンを与えずパントに追い込むと、RB丸田が11ydラン、 QB加藤がWR永川に15ydパス、WR#7植村に8ydパスをヒットさせ、RB#27伊藤が1ydのタッチダウンランで追いすがる。(31-47)
 DEERSのキッキオフはオンサイドキック。 オービックにボールを拾われ前進を許すが、DB#21加藤がファンブルをさせるタックル、WR岩井がリカバーしDEERSの攻撃となる。 DEERS必死の反撃で、QB加藤がWR前田に7yd・8yd、WR#81宮本に11yd・WR中川に7ydパスなどで相手陣30ydまで迫るが、 4thダウンギャンブルの攻撃を阻止され、試合終了となる。

森ヘッドコーチコメント

森ヘッドコーチ 同じチームに3度続けて敗戦するということは、弱いということ。勝つためには強くなるしかない。 誰でもが知っている簡単な事をいつでもどんな条件の中でもできるようにしなければならない。 3連敗の初めの負けから1年半が経過した。やると口で言うのは簡単だが、一年半かけてもできなかったことを、 あと3カ月足らずでやらなければならないという現実を直視しなければならない。

選手コメント

RB#29丸田選手

■丸田主将
不甲斐ない試合となってしまい申し訳ありません。 今日の敗戦は、一人ひとりの覚悟が足りていなかった結果と受け止めています。 個人に様々な事情があったとしても、少しの時間しかなくとも、そこで出来る事、やるべき事があったはずです。 事情に甘えては絶対に勝てません。やると誓ったのですから、やり抜く。格別の覚悟を決めて秋に向けて臨みます。 これからもご声援のほど、よろしくお願い申し上げます。





LB#4山本(吉)選手

■LB#4山本(吉)選手
個々の力だけでなく、うちのチームが相手より勝らなければならない基本的な部分でも負けていた。 今日の結果についてはそれぞれ感じることはあると思うが、一つはっきりしたのは取り組み方が足りなかったということ。 上位チームとの力の差は大きいが、現状を受け止めて必死に練習に取り組み、秋は結果で答えを出すしかないと思っております。





DL#90鈴木選手

■DL#90鈴木選手
「BREAK THROUGH」をスローガンに掲げてやってきましたが、突破する目標として定めた基準が低かった、 今までの基準でしかなかったという事を思い知らされた敗戦でした。 秋に向けて意識を根本的に変え、次元を超えるレベルで自らを高める決意を固めます。よろしくお願い申し上げます。






QB#10山城選手

■QB#10山城選手
もう『次』なんて言ってはいられないが、次に負けたら我々はもう二度とここでフットボールをやらせて貰えない。 そこまでのギリギリの覚悟を持って、秋に向かって参ります。








OL#52渡邉(勇)選手

■OL#52渡邉(勇)選手
―まずは今日の結果について。
本当に悔しく、応援頂いた方には申し訳ありません。試合自体は、変則的な、トリッキーな事はありませんでした。想定してきた事を相手もやって来たし、我々もそれに向けて準備してきました。そしてやはり、練習で出来ていた事はある程度結発揮できましたが、出来ていなかった事は試合でもできなかった。正面からのオーソドックスな試合での結果だけに、練習と試合がいかに直結しているか、我々の取り組みが足りなかった事を完全に思い知らされた試合でした。
―今年はOLのポジションリーダーです。その立場も含めて秋への決意を聞かせてください。
オフェンスの、そして試合のテンポをつくるのはOLである事を強く意識していきます。今日の試合でも相手のセットは非常に早かった。そのいいリズム、テンポが一発ロングパスといったビッグプレーを引き出していたと感じました。自分たちのセットはまだまだ遅い。強く元気でチームに勇気を与えるハリーセット。まずは全プレーでこれが出来るよう、これから夏の練習を通じてOLが引っ張っていきます。