解説 | |
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当たり勝てたか? |
あたりの激しさでは定評のある京都大学に当たり負けないことがひとつのポイントでしたが、残念ながら「勝てた」とはとてもいえない内容でした。激しいタックルによって手に当たったパスを何度か落としましたし、ファンブルも一度してしまいました。またボールキャリアーがまともにハードヒットを受けることも目立ちました。ライン戦でもサイズを考えればもっとコントロールできて然るべきであったと思います。
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オフェンス |
この試合は5回の得点チャンスを逃してしまいました。特にキッキングゲームやディフェンスが作ってくれた絶好のチャンスを逃したことは非常に大きな課題です。当たり前のことですが、フットボールの勝敗は得点で決まります。どれだけ獲得ヤードが多くとも得点が少なければ意味がありません。今回はキッキングで良いフィールドポジションを得ていただけに得点圏でのオフェンスの奮起が待たれます。
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ディフェンス |
課題のオプション攻撃への対応は全くダメでした。練習不足を差し引いたとしても同じプレーを同じように何回もやられており弁解の余地はありません。シルバースター戦と比べ計4回のターンオーバーを起こしたことは評価できますが、ランプレーでじわじわとボールコントロールされたことでオフェンスの使える時間をかなり減らしてしまいました。もう一度で直しです。
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キッキング |
キックオフカバーは初戦よりも良くなりましたが、FG/PATが最悪でした。トライフォーポイントを3回中2回、フィールドゴールを2回中1回(39ヤード)外していてはとても接戦をモノにすることはできません。中筋の穴が埋まるメドは今のところ全く立っていません。スペシャリストの育成が秋に向けての大きな課題です。
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コーチが選ぶMVP |
該当者なし。次回の奮起を期待します。
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