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2001年4月29日(日) 春季交流戦
DEERS VS京都大学ギャングスターズ 会場:宝が池競技場
試合開始時刻:13:00
試合終了時刻:15:05
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
鹿島ディアーズ 6 0 7 9 22
京都大学 0 3 3 6 12

得点経過
                  
チーム名 Q 時間 Play Player(S) Yard TFP Playrer(S) G/NG
鹿島 1 6:32 Rush #41池元 6 K #9田中 NG
京都大学 2 0:04 FG #53辻尾 28 G
京都大学 3 4:04 FG #53辻尾 39 G
鹿島 3 7:02 Rush #18坂本 1 K #38白井 G
鹿島 4 2:48 FG #9田中 22 G
鹿島 4 5:46 Pass #8鈴木→#32板井 31 K #9田中 NG
京都大学 4 11:40 Rush #31畑 2 K #53辻尾 NG

内容 鹿島 京都大学
1.ファーストダウン
回数
14 15
2.攻 撃
回数-獲得ヤード
51-381 Yds 65-297 Yds
 (パ ス)
試投-成功-インターセプト-獲得ヤード
24-14-2-234 Yds 26-8-3-70 Yds
 (ラ ン)
回数-獲得ヤード
27-147 Yds 39-227 Yds
3.反 則
回数-損失ヤード
6-20 Yds 0-0 Yds
4.ファンブル
回数-喪失
3-2 2-1
5.フィールドゴール
回数-成功
2-1 2-2

解説


小雨の降るコンディションの中、京大キックで試合開始。
ディアーズのスタートQBは、シルバースター戦と同じく#15岩野。ディアーズ陣30ヤードから攻撃を開始し、WR#6椎野にパスが成功したかに見えたが、京大の激しいタックルに遭いファンブルロスト。京大パントの後、ディアーズは自陣25ヤードからTE#82八百板、WR#28酒匂へのパスをヒットさせて京大陣26ヤードまで攻め込む。その後もリズムよくTB池場のラン、WR#6椎野へのパスでゴール前2ヤードまで迫り最後はFB#41池元のランでタッチダウン。
しかしその後のトライフォーポイント(キック)を失敗し6-0となる。次のシリーズ京大はオプションを中心に66ヤードをドライブしてディアーズ陣11ヤードまで攻め込む。ディフェンスが何とか踏ん張ったもののフィールドゴールを決められ6-3となる。ディアーズは直後のキックオフリターンで#29池場が大きくリターン。ゴール前18ヤードで攻撃をはじめるという絶好のチャンスを得るが、#15岩野から#82八百板へのパスがインターセプトされ活かすごとができない。
直後の京大のパスをLB#90大島がインターセプトしゴール前28ヤードでディアーズは再び攻撃権を得る。
しかし、このシリーズも攻めきれずタッチダウンを奪うことができないばかりか、38ヤードのフィールドゴールも失敗に終わり追加点を挙げることができない。更に前半終了間際に池場へのパスでゴール前28ヤードに攻め込むチャンスがあったがこれも攻めきれず結局6-3で前半終了。
一方京大は対照的に後半最初のシリーズをオプションプレーでゴール前20ヤードまで攻め込んだチャンスにきっちりとフィールドゴールを決めて6-6の同点に追いつく。ディアーズオフェンスは後半からQBを#8鈴木にスイッチ。自陣11ヤードからのシリーズを#29池場のラン、WR#32板井へのパスなどであっという間にゴール前2ヤードまで攻め込み、最後は新人FB#18坂本の2ヤードランでようやくタッチダウンを奪い13-6とする。
続くシリーズ、ディアーズはゴール前20ヤードまで攻め込まれるもSF#47佐山のインターセプトでピンチをしのぐ。ようやくリズムの出てきたディアーズオフェンスは60ヤードをドライブしてフィールドゴールの3点を、更にCB#24佐野のインターセプトで攻撃件を得た後の攻撃も#32板井への31ヤードタッチダウンパスで6点(キック失敗)をそれぞれ追加して22-6と突き放す。その後、試合終了間際にタッチダウンを奪われ結局22-12で試合終了。
何とか勝利こそすることができたものの課題が山積みの試合であった。



                                   
当たり勝てたか?
あたりの激しさでは定評のある京都大学に当たり負けないことがひとつのポイントでしたが、残念ながら「勝てた」とはとてもいえない内容でした。激しいタックルによって手に当たったパスを何度か落としましたし、ファンブルも一度してしまいました。またボールキャリアーがまともにハードヒットを受けることも目立ちました。ライン戦でもサイズを考えればもっとコントロールできて然るべきであったと思います。

オフェンス
この試合は5回の得点チャンスを逃してしまいました。特にキッキングゲームやディフェンスが作ってくれた絶好のチャンスを逃したことは非常に大きな課題です。当たり前のことですが、フットボールの勝敗は得点で決まります。どれだけ獲得ヤードが多くとも得点が少なければ意味がありません。今回はキッキングで良いフィールドポジションを得ていただけに得点圏でのオフェンスの奮起が待たれます。

ディフェンス
課題のオプション攻撃への対応は全くダメでした。練習不足を差し引いたとしても同じプレーを同じように何回もやられており弁解の余地はありません。シルバースター戦と比べ計4回のターンオーバーを起こしたことは評価できますが、ランプレーでじわじわとボールコントロールされたことでオフェンスの使える時間をかなり減らしてしまいました。もう一度で直しです。

キッキング
キックオフカバーは初戦よりも良くなりましたが、FG/PATが最悪でした。トライフォーポイントを3回中2回、フィールドゴールを2回中1回(39ヤード)外していてはとても接戦をモノにすることはできません。中筋の穴が埋まるメドは今のところ全く立っていません。スペシャリストの育成が秋に向けての大きな課題です。

コーチが選ぶMVP
該当者なし。次回の奮起を期待します。



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