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2001年6月8日(金) PEARL BOWL TOURNAMENT 決勝
DEERS VSオンワードスカイラークス 会場:東京ドーム
観衆:22,000人
試合開始時刻:19:00
試合終了時刻:22:00
チーム名 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
鹿島ディアーズ 0 14 0 7 21
オンワードスカイラークス 7 14 6 7 34

得点経過
                   
チーム名 Q 時間 Play Player(S) Yard TFP Playrer(S) G/NG
オンワードスカイラークス 1 10:19 Pass #13富澤→#80浦 36 K #88福田 G
オンワードスカイラークス 2 0:03 Rush #32小島 2 K #88福田 G
オンワードスカイラークス 2 7:36 Rush #34加畑 8 K #88福田 G
鹿島 2 9:51 Pass #8鈴木→#32板井 10 K #8田中 G
鹿島 3 12:10 Pass #8鈴木→#32板井 7 K #8田中 G
オンワードスカイラークス 3 6:22 FG #88福田 21
オンワードスカイラークス 3 9:27 FG #88福田 42
オンワードスカイラークス 4 8:12 Pass #13冨澤→#80浦 15 K #88福田 G
鹿島 4 12:15 Pass #8鈴木→#81志田 2 K #8田中 G

内容 鹿島 オンワードスカイラークス
1.ファーストダウン
回数(ランーパスーペナルティ)
10(4-5-1) 22(11-10-1)
2.攻 撃
回数-獲得ヤード
64-216 Yds 78-440 Yds
 (パ ス)
試投-成功-インターセプト-獲得ヤード
39-19-2-174 Yds 33-19-0-212 Yds
 (ラ ン)
回数-獲得ヤード
25-42 Yds 45-228 Yds
3.反 則
回数-損失ヤード
9-66 Yds 7-67 Yds
4.ファンブル
回数-喪失
1-1 1-1
5.フィールドゴール
回数-成功
0-0 4-2

解説


ディアーズのキックで試合開始。互いにパントを一回ずつ蹴りあう。OSの2シリーズ目の攻撃でディアーズ・ディフェンスのインターセプトミスをきっかけにゴール前13ヤードまで攻め込まれるが、ここはディフェンスがなんとか粘りOSはフィールドゴールを選択。このフィールドゴールをDE#99木下がブロックし得点を許さない。続くシリーズでQB#15岩野からWR#32板井へのパスが成功したかに見えたが反則があり大きく罰退。結局自陣奥深くからのパントとなり鹿島陣36ヤードからの攻撃という絶好のフィールドポジションをOSに与える。最初の2シリーズはなんとかしのいだディフェンスだがこのシリーズは最初のプレーでパスを決められ手から独走を許し一発でタッチダウンを許す。(0-7)OSの強力なフロントをコントロールできないオフェンスはなかなか攻撃の糸口を見つけることができずパントの連続。LB#46安澤が強烈なQBサックでボールをファンブルさせ攻撃権を奪い流れが変わるかと思われたが、すぐにQB岩野のパスがインターセプトされ完全にOSペース。その間にOSはディアーズ・ディフェンスに対しパスを面白いように決め、更に大事な場面で反則が続出するなどディアーズのミスも重なりタッチダウンを2本追加され0-21となる。ここでディアーズはQBを#8鈴木にスイッチ。WR#7植村の個人技による好リターンでOS陣43ヤードからファーストダウンというチャンスを得る。QB鈴木からTB#35平手へのパスなどで前進し、4thダウンギャンブルはWR板井へのパスで切り抜けゴール前13ヤードでファーストダウン。最後はWR板井への9ヤードタッチダウンパスで7-21とする。ようやくエンジンがかかりだしたディアーズはディフェンスがOSの攻撃を3回でパントに追い込むと続くシリーズでQB鈴木がスクランブルから45ヤードを走り一気にゴール前7ヤードへ。またしても板井へのタッチダウンパスが決まり14-21と追い上げたところで前半終了。前半終盤の勢いをそのまま持ち込みたいディアーズであったが最初の2シリーズはパント。逆にフィールドゴールを2シリーズ連続で許し14-27とされる。3シリーズ目にようやくTE#82八百板がショートパスから独走し46ヤードをゲイン、後半初めてのチャンスを得るが、QB鈴木が痛恨のファンブル。追撃をすることができない。一方ディフェンスもタックルミスが目立ちK/P#9田中の好パントを生かすことができない。4Qに入りインターセプトをきっかけにもう1タッチダウンを追加され14-34。ディアーズはWR#81志田へのパスで1タッチダウンを返し21-34で試合終了。



完敗
内容はスコアー以上の完敗でした。オンワード・スカイラークスはスピード・パワーといったフィジカルな面だけでなく技術、チームとしての完成度、ゲームプラン・プレーコールを含めたベンチワークなど全ての面でディアーズより一枚も二枚も上でした。秋にこのレベルまで追いつき追い越すために一から出直しです。

スピード負け
一番の違いはプレーのスピードの差です。単純な足の速さの差に加えて、判断の早さ、思い切りの良さにも大きな違いがありました。それらが相まって決定的なスピード差となりました。フットボールにおいてスピードは最も重要なもののひとつです。このスピード差がディアーズの敗因となったといってよいでしょう。プレーのスピードアップが秋に向けての大きな課題です。



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