解説 | |
朝から雨が降り続く中、コイントスに勝ったDEERSは、後半に選択権を保留。DEERSのキックで試合開始。東京ガスの最初のシリーズをLB#43岡橋がインターセプトし、相手陣43ヤードで攻撃権を得る。TB#29池場のラン、この日スタートQBの#15岩野からWR#1笹野、新人WR#84(この日は#46を着用)吉村(金沢大卒)へのパスなどで次々にダウンを更新。最後はTB池場の7ヤードTDランで先制する。(キック成功7-0) 2Qに入り新人TB#11曽根(筑波大)が活躍。WR笹野への2回のパスなどでゴール前に迫ると、最後はTB曽根のランでTDを追加、キックも成功し14-0となる。続く攻撃でCB#13迫田が好リアクションでカットしたボールをLB#2百瀬がキャッチしインターセプトし、相手陣39ヤードでファーストダウン。QB岩野からWR笹野への34ヤードパスが成功し一気にゴール前1ヤードまで迫り、最後はTB池場のランで更に1TDを追加。(キック成功21-0) DEERSはさらにK#9田中が37ヤードFGを決め3点を追加24−0で前半を終わる。 後半開始のキックオフで、DEERSはボールの処理を誤って、東京ガスにボールを押さえられ、いきなり自陣22ヤードからのディフェンスとなる。しかし、東京ガスはQBからピッチを受けたRBがボールをファンブルし、これをLB百瀬が押さえて何とかこのピンチを凌ぐ。DEERSディフェンスは相手攻撃を完封し、再三にわたって好フィールドポジションをオフェンスに供給するも、インターセプトやギャンブル失敗でオフェンスは応えることが出来ない。3Qはそのほとんどを相手陣でプレーしたものの得点は、東京ガスのパントのスナップミスによるセーフティー(2点)のみ。26-0で4Qへ。この日2回失敗している4thダウンギャンブルをTB#35平手のランで3回目にしてようやく成功させ、ゴール前8ヤードまで攻め込むと、QB岩野からWR笹野へTDパスが決まり33−0とする。(キック成功) ディフェンスは安定しているもののオフェンスとキッキングゲームに雑なプレーが目立ち、締まらない展開となる。オフェンスは、チャンスをもらい続けながら反則やインターセプトで活かすことが出来ず、キックではパントをブロックされそのままリターンタッチダウンを奪われるお粗末さ。試合終了間際にはディフェンスもTDパスを決められ33-12で勝ったとは言え多くの課題を残した試合となった。 |
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