解説 | |
FINAL6準決勝は、寒風晴天の大阪長居球技場で松下のキックオフで試合開始。 DEERS最初の攻撃は、QB#10尾崎が14ydのQBランで1stダウンを奪うものの、その後の攻撃が進まずパントとなる。 松下の攻撃もDEERSディフェンスがQBサックを決めて、パントに追込む。 続くDEERSの攻撃が、松下の堅い守りに前進出来ずにパントとなると、松下の攻撃もDL#18金やLB#42牧内の気迫溢れるタックルで前進を許さずパントに追込む。一進一退の攻防が続き、第1Qが終了する。 第2Q パントの蹴り合いとなった試合は、DEERSが徐々にフィールドポジションを悪くし、松下にDEERS陣26ydから攻撃権を与えてしまう。ここから2回の1stダウンを奪われてゴール前4ydまで攻込まれるが、DB#23栄の好タックル等でタッチダウンを許さず、フィールドゴールによる3点の失点に喰い止める。(0-3) DEERSが反撃する。自陣24ydからQB尾崎がWR#87板井に11ydのパスを通して1stダウンを奪うと、今度はWR#86東畠に40ydのロングパスを成功させる。しかし、このプレー時にボールとは関係のない位置での反則を取られ、調子に乗ることが出来ない。 それでも、前半残り時間18秒からの松下のパス攻撃に、BD#34山本(章)のインターセプトでピンチを防ぎ、前半を終了する。 後半に入っても、両チームのオフェンスが進まず、パントを繰り返し膠着状態が続く。こうした状況の中、後半3回目のDEERSの攻撃で、RB#32平手の37ydの快走やWR#21関澤へのパス等で松下陣26ydまでボールを進める。しかし、ここから、松下の強力ディフェンスに4ydをロスし、フィールドゴールのチャンスを逃してパントに追込まれて最終Qに突入する。 第4Q 松下の攻撃はDL#73佐々木がQBサックを決めて、1stダウンを許さずパントに追込む。しかし、DEERSの攻撃もQB尾崎が19ydを走って調子を掴むかと思うと次のプレーでQBサックを受けてリズムに乗れない。 試合時間残り4分30秒、松下の攻撃にミスが出る。QBとRBが交錯してボールをファンブルする。これをDL佐々木がリカバーし、DEERSは松下陣36ydから絶好のチャンスを手繰り寄せる。ここから、反則で10ydをロスするものの、QB尾崎がWR#7植村に9ydのパス、そしてWR板井に25ydのパスを連続ヒットさせ、松下陣16ydで1stダウンを獲得する。しかし、松下にタッチダウンパスを阻止され4thダウンで31ydの同点フィールドゴールを狙う。しかし、しかし、ボールは無常にもポールを逸れて失敗に終わってしまう。 残り時間を松下が確実に消費して、試合終了となる。 |
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