初の大阪開催のジャパンエックスボウルはDEERSのキックオフで試合開始。
オンワードスカイラークス(以下:OS)最初の攻撃は、相手の反則にも助けられてパントに追い込む。
DEERS最初の攻撃はQB#10尾崎からWR#88松永に22ydのパスが通るものの、ランプレーが進まず、その後のパスをインターセプトされ、ピンチを招く。
OSに24ydのパスなどでDEERS陣15ydまで攻め込まれるが、DL#92西川のロスタックルなどでタッチダウンを与えず、FGの3点に凌ぐ。(0-3)
DEERSはOSのキックオフを#15大谷が54ydをリターンし、OS陣38ydからの攻撃となる。しかし、反則もあって1stダウンを奪えずパントとなる。
OSが16ydのパスを通したところで第1Qが終了する。
第2Q OSのパスが止められない。20yd・22ydとパスを通された後、15ydのスクリーンパスでDEERS陣3ydに迫られ、最後はランプレーでタッチダウンを奪われる。(0-10)
DEERS次の攻撃では、いきなりパスをインターセプトされてしまうが、OSの攻撃をDEERSディフェンスがきっちり止めてパントとなる。
DEERSは自陣21ydからの攻撃でショートパスを成功させるが、パスをキャッチした後にファンブルし、攻撃権を奪われてしまう。
DEERS陣28ydからのOSの攻撃は8yd・10ydのラン、そして10ydのタッチダウンランと3回のランプレーで追加点を奪われる。(0-17)
DEERSはQB尾崎がWR#86東畠に12yd・WR松永に14ydのパスを通すが、相変わらずランプレーが進まず、パントとなる。
次のOSのパス攻撃に、DB#24佐野が見事なインターセプトを決めて、相手陣38ydからの攻撃とチャンスを迎える。
DEERSのラン攻撃がやっと進みだす。RB#32平手が4yd・5ydを走り、QB#1笹野がワンポイントで3ydを走り1stダウンを奪う。更にRB平手が5yd・19ydを走ってOS陣2ydに迫り、最後は中央突破で待望のタッチダウンを奪って、前半を終了する。(7-17)
第3Q 後半もDEERSのラン攻撃が続く、RB#29池場が9yd・4yd・5yd・10ydとボールを進めてOS陣30ydまで攻め込むが、後一歩が進まずパントとなる。
OSのパス攻撃に、今度はDB#31松本がインターセプトを決め、相手陣41ydからの攻撃となる。
このチャンスにDEERSはTE#97藤本・WR#6椎野へのパスとRB平手・RB池場のラン、更にQB笹野のランなど多彩な攻撃でエンドゾーンまで4ydに迫り、最後はQB尾崎がタッチダウンランを奪って追い上げる。(14-17)
OSの攻撃は1stダウンを与えずパントに追い込む。
DEERSはRB池場が11ydを走り1stダウンを奪うと、次はWR大谷のランプレーと見せかけて、RB池場が36ydを快走する。OS陣6ydからQB尾崎が4ydを走り、RB池場が遂に逆転タッチダウンランを奪う。(21-17)
DEERSのキックオフをOS陣43ydまでリターンされ、ここから33yd・4yd・5yd・1ydとランプレーでDEERS陣13ydまで進まれ、1stダウンを奪われたところで第3Qが終了する。
最終第4Q、OSにDEERS陣4ydまで進まれるが、DEERSディフェンスが残り1ydの3rdダウンの攻撃を見事に凌ぐ。OSはFGフォーメーションでディレイオブゲームの反則を犯して5ydを罰退する。これで4thダウンギャンブルの可能性は少なくなったと思われたが、OSはホルダーが虚を衝くランプレーに出て、逆転のタッチダウンランを決められる。(21-24)
DEERSはRB平手のランで前進するが、後一歩進まずパントとなる。
OSの攻撃はDL#73佐々木・DL#51比留間のタックルでパントに追い込む。
しかし、DEERSの攻撃もQBサックを決められ、再びパントとなる。
残り時間は5分を切り、OSはランプレーで時間を進ませようとするが、DEERSディフェンスが頑張りパントに追い込む。
いよいよ試合は大詰め、残り時間2分19秒、得点差3点、タイムアウト3回、自陣15ydからDEERS最後の攻撃が始まった。QB尾崎がWR大谷に21yd、WR東畠に5yd・10yd、TE八百板に14ydのパスを通す。4thダウンギャンブルではRB池場が8ydを走りダウンを更新する。更にWR東畠に10yd・TE八百板に5ydのパスを通して、相手陣21yd・残り時間7秒で最後のタイムアウトを取る。同点を狙ったFGは、無常にも僅かに右に逸れて試合終了となる。
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