DEERS HOME 試合結果

2008年10月7日(火)XリーグCENTRAL
DEERS VSIBM BigBlue 会場:東京ドーム
試合開始時刻:19:00
試合終了時刻:21:17

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
鹿島ディアーズ 0 3 7 7 17
IBM BigBlue 0 0 0 7 7


得点経過
                         
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
鹿島 2 07:31 FG #26鹿島 42
鹿島 3 05:39 RUSH #38佐藤 3 KICK #26鹿島 G
IBM 4 06:32 PASS #15岡村→#81サンプル 49 KICK #26崔 G
鹿島 4 08:44 RUSH #38佐藤3 KICK #26鹿島 G

内容 鹿島 IBM
1.ファーストダウン
回数
12 15
2.攻 撃
回数-獲得ヤード
54-260 Yds 64-337 Yds
 (パ ス)
試投-成功-インターセプト-獲得ヤード
17-9-0-137 Yds 29-18-1-207 Yds
 (ラ ン)
回数-獲得ヤード
37-123 Yds 35-130 Yds
3.反 則
回数-損失ヤード
8-40 Yds 7-50 Yds
4.ファンブル
回数-喪失
2-1 0-0
5.フィールドゴール
回数-成功
1-1 2-0
6.ボール所有時間
(1Q12分・計48分)
23:09 24:51

解説

#97 藤本選手 1Q
2008年・秋季リーグ戦第3節は、DEERSのキックオフで試合開始。
IBM最初の攻撃はパスプレーで1stダウンを奪われるが、 その後の攻撃を止めてパントに追い込む。
DEERS最初の攻撃はQB#10尾崎がWR#22小嶋に21yd、 WR#2中川に11ydパスをヒットさせ、WR中川の16ydラン等でIBM陣30ydに迫る。
しかし、ここで、攻撃を止められ4thダウン10ydとなる。 フィールドゴール隊形でスナップを受けたホルダーWR #7植村がK#26鹿島にピッチして、 意表を突いたランプレーを試みるが、9ydの前進で止められギャンブル攻撃を阻止される。
IBMの攻撃で4yd・22yd・14yd・3ydを走られ、 続いて12yd・9yd・10ydのパスを決められる等、DEERS陣10ydで1stダウンを奪われる。 ここで、DEERSディフェンスがランプレーを止めて、 DEERS陣5ydからのフィールドゴールも失敗に終らせる。

ディフェンス 2Q
両チームがパントを蹴り合って膠着状態となる。
IBMのパントをWR中川が果敢にリターンする。 IBMの反則の後、QB尾崎がWR#18前田に10ydパスを通すと、 再びIBMが反則を犯しDEERSはIBM陣30ydにボールを進める。 ここからの前進を阻まれるがP#19西口の絶妙のパントをWR#86東畠がIBM陣1ydで押さえる。
IBMの攻撃で1回の1stダウンを奪われるが、 DL#55横田のロスタックル等でパントに追い込む。
このパントをリターナーWR中川が17ydをリターンし、IBM陣36ydからの攻撃となる。 このチャンスにQB尾崎からTE#97藤本への11ydパス等でIBM陣25ydにボールを進め、 42ydのフィールドゴールをK鹿島が華麗に決めて先制する。(3-0)
IBMの攻撃で11ydラン、21ydパスでDEERS陣42ydまで攻込まれるがパントに追い込む。 このパントでDEERSは自陣6ydからの攻撃となる。
前半残り時間1分54秒、このまま時間を使って前半終了かと思った矢先、 QB尾崎がランプレーでファンブルし、IBMがDEERS陣15ydからの攻撃となる。
このピンチをDEERSディフェンスが踏ん張り7ydからのフィールドゴールに追い込む。 そして、再びIBMのキックを失敗に終らせ、前半が終了する。

#67 村井選手 3Q
後半最初のDEERSの攻撃は、 QB尾崎がWR前田へ14ydパスを通すと、ランプレーが進み出す。
RB#38佐藤が10yd、QB尾崎が8yd・7yd、WR中川が7yd、 更に、RB佐藤が10yd・6yd、QB尾崎が5ydを獲得し、 最後はRB佐藤が3ydを走りきって、待望のタッチダウンを奪い取る。(10-0)
IBMが反撃する。 パス攻撃で15yd・17yd・16ydを奪われ、 小刻みなランプレーでDEERS陣5ydまで攻込まれたところで最終第4Qに突入する。





インターセプト! 4Q
DEERS陣4yd・4thダウン1ydでIBMがフィールドゴールを狙わずギャンブルに出る。 QBキープのランプレーにDL横田がロスタックルを浴びせてピンチを凌ぐ。
しかし、4Qに入って、DEERSの攻撃が進まない。 2度の攻撃シリーズで1stダウンを1度も奪うことなくパントに追い込まれる。
IBM自陣27ydからの攻撃で、 21ydのパスと3ydランでDEERS陣に入られると、 49ydのタッチダウンパスを決められ、3点差に迫られる。(10-7)
次のDEERSの攻撃も3rdダウン8ydと1stダウンの獲得が危ぶまれ、 暗い雰囲気になりかけた時にビッグプレーが出る。
QB尾崎のロングパスをWR前田がキャッチし、 キャッチ後の粘りのランでIBM陣2ydに迫る64ydパスが成功する。 このチャンスにRB佐藤が執念のタッチダウンを奪い、再び10点差とする。(17-7)
IBM必死の反撃は、LB#43岡橋がパスインターセプトを決めて反撃を断ち切る。
残り時間2分57秒、RB佐藤が連続6回のランで時計を進め、このまま試合終了となる。

森ヘッドコーチコメント
森ヘッドコーチ 「試合を通じて、スペシャルチームの出来がよかったことと、 ディフェンスが粘ってくれたことが一番の勝因だと思う。 オフェンスは、もう少しボールコントロールしたかったが、 オフェンスラインの調子がよくなかったことと、 前半はRBの佐藤が入れ込みすぎていたということがあって、思うようにランプレーが進まなかった。 ただ、少ないチャンスをものにするという点では、後半のチャンスを しっかりとタッチダウンに結びつけることができたので、最低限の仕事はしてくれたと思う。」

―IBMのノーハドルオフェンスとオフェンスラインのスプリットを狭くしてきたことへの対応は?
「ノーハドルについては、予想していたので対策はしっかりできていた。 オフェンスラインのスプリットに関しては、狭くしてくることもある程度想定していたが、 センター、ガードに村上選手とパット・ソアロ選手を並べてられて、 力勝負に持ち込んできたことは予想外だった。 ただ、それについてもコーチ・選手が落ち着いてアジャストしてくれたお陰で問題はなかったと思う」

―勝負を決定付けた場面は?
「4クォーターに、タッチダウンを奪って17−7にした場面だと思う。 直前のIBMのシリーズでタッチダウンを許し、モメンタムを奪われかけていたが、 尾崎が前田にロングパスを通して、その後きっちりランプレーでタッチダウンを取れたのが大きかった。 尾崎のパスは、投げた尾崎もよく投げたし、キャッチした前田もよく捕ってくれた」

―次節、東京ガス戦に向けては?
「IBM戦の勝利でFINAL6進出はぐっと現実味を帯びてきたが、 我々の一戦必勝というスタイルに変わりはないので、東京ガス戦も全力で勝ちにいきたいと思う。 具体的には、IBM戦でうまくいかなかった、 オフェンスのボールコントロールを目標に試合に臨みたい」
#23栄貴浩主将コメント
#23 栄選手 「非常に厳しい試合だったが、勝利することができてよかった。ロースコアで我慢比べの展開になったが、試合を通じて、オフェンス、ディフェンス、スペシャルチームが互いを助け合いながら戦えたことが勝利に繋がったと思う。しかし、チームの爆発力という部分では、まだまだ足りない部分があって、ディフェンスでもインターセプトのチャンスを散々逃してしまったりしたので、試合の流れを一気に引き寄せるような爆発力を付けることが今後の課題だと思う」
選手コメント
●RB#38佐藤選手コメント(24回92ヤード2タッチダウンとDEERSのランニングゲームを支えた)
#38 佐藤選手 「IBMディフェンスのプレッシャーは厳しかったが、オフェンスラインを信じて走った結果がタッチダウンに繋がった。試合開始後、最初のキャリーでファンブルしてしまい、それが気負いとなって、前半はいいところなく終わってしまったが、後半は気持ちを切り替えて徐々に自分らしい走りができたと思う。(RBは佐藤選手のみの出場だったが)タイトな試合を任せてもらって、いい経験ができた。自分の力が足らない部分も感じたので、この経験を生かして、さらにレベルアップしたい」







●SP#19西口選手コメント
(敵陣1ヤードにとめるパントをはじめ、4回168ヤードのパントで、チームのピンチを救う)

#19 西口選手 「(敵陣1ヤードにとめたパントは)いいところに転がってくれた。ゴール前ギリギリを狙っていたが出来すぎのパント。(4クォーター、苦しい時間帯でのロングパントは)リターナーに#83のイアン・サンプル選手が入っていたので、簡単にリターンできないような深いパントを蹴ろうと心掛けた」












●DL#55横田選手コメント
(4クォーター、自陣ゴール前で相手の4thdownギャンブル(QBドロー)を失敗に終わらせるタックルを決める)

#55 横田選手 「(開口一番)疲れました。IBMは、これまでの戦い方と違い、オフェンスラインのサイズを強調したランプレーをしてきたので、力勝負では厳しい戦いを強いられて消耗も激しかった。ただ、DEERSディフェンスのシステム的には普段やっていることと変わらないディフェンスを展開できたのでやりやすかった。(ギャンブルを阻止したプレーは)相手が5WR隊形だったので、QBが走るかなという予感はあった。あの場面でタッチダウンを許すと苦しい展開になっていたので、いい仕事ができたと思う」












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