DEERS HOME 試合結果

2009年09月07日(月) XリーグCENTRAL 第一節

鹿島DEERS VS ブルザイズ東京
会場: 川崎球場 / 試合開始時刻: 19:00 / 試合終了時刻: 21:05
TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
鹿島DEERS 14 21 10 21 66
ブルザイズ東京 0 0 0 0 0

得点経過

TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
鹿島DEERS 1 00:55 RUSH #38佐藤 61 KICK #26鹿島 G
鹿島DEERS 1 07:01 PASS #10尾崎→#81永川 31 KICK #26鹿島 G
鹿島DEERS 2 01:34 PASS #10尾崎→#2中川 9 KICK #26鹿島 G
鹿島DEERS 2 08:56 PASS #12山城→#7植村 36 KICK #26鹿島 G
鹿島DEERS 2 12:00 PASS #12山城→#18前田 42 KICK #26鹿島 G
鹿島DEERS 3 03:16 PR #18前田 88 KICK #26鹿島 G
鹿島DEERS 3 09:19 FG #26鹿島 34 G
鹿島DEERS 4 01:21 RUSH #11曽根 5 KICK #26鹿島 G
鹿島DEERS 4 06:07 PASS #16仲田→#18前田 1 KICK #26鹿島 G
鹿島DEERS 4 09:04 RUSH #38佐藤 1 KICK #26鹿島 G
内容 鹿島 ブルザイズ
1.ファーストダウン(回数) 22 8
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) 55-470 Yds 49-125 Yds
 パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) 17-12-0-189 Yds 19-6-4-46 Yds
 ラ ン(回数-獲得ヤード) 38-281 Yds 30-79 Yds
3.反 則(回数-損失ヤード) 5-39 Yds 2-1 Yds
4.ファンブル(回数-喪失) 1-1 3-1
5.フィールドゴール(回数-成功) 1-1 0-0
6.ボール所有時間(1Q12分・計48分) 22:39 25:21
改ページ

解説by ルールスタッフ 浅野利三郎

1Q

DB#34山本(章)のインターセプト

 秋のリーグ戦は、川崎球場では初めての平日・ナイター試合で、夜風が心地良く吹く中、ブルザイズのキックオフで試合開始。
DEERSの最初の攻撃はパスを失敗した後、RB#38佐藤が61ydのタッチダウンランを決めて、試合開始55秒で先取点を奪い取る。(7-0)
ブルザイズの攻撃を1stダウンを与えずパントに追い込むと、パントリターンでWR#18前田がブルザイズ陣36ydまでボールを進める。すると、QB#10尾崎がエンドゾーンに走りこんだWR#81永川に31ydのタッチダウンパスを成功させる。(14-0)
ブルザイズのパス攻撃にDB#34山本章がインターセプトを奪い取る。
DEERSの攻撃がパントになると、P#19西口が絶妙のパントでブルザイズを自陣1ydからの攻撃とする。DL#91倉持とDL#92西川とで、QBサックを決めたところで第1Qが終了する。

2Q

WR#7植村のタッチダウン

 ブルザイズのパス攻撃に今度はDB#24佐野がインターセプトを奪い、ブルザイズ陣14ydまでリターンする。すると、QB尾崎がWR#2中川へエンドゾーンのコーナーぎりぎりのところへ9ydのタッチダウンパスを成功させる。(21-0)
ブルザイズの攻撃をパントに追い込むと、このパントをブロックしてブルザイズ陣49ydからの攻撃となる。
DEERSはQBを#12山城にスイッチし、RB佐藤がドロープレーで13ydを走った後、WR#7植村に36ydのタッチダウンパスをヒットさせる。(28-0)
DEERSのディフェンスがブルザイズに1stダウンを与えずパントに追い込むと、前半終了直前に、QB山城のパスを受けたWR前田が相手タックルを振り切って42ydのタッチダウンを決める。(35-0)。

3Q

DE/LB#5桑澤のサック

 後半開始早々、ブルザイズのパス攻撃にDB#22堀がインターセプトを決めるものの、次のDEERSの攻撃でRBがファンブルし、再びブルザイズの攻撃となる。
ブルザイズの攻撃をシャットアウトしてパントに追い込むと、パントリターンでWR前田が88ydのリターンタッチダウンを奪い取る。(42-0)
次のDEERSの攻撃では、K#26鹿島が34ydのフィールドゴールをきっちりと決めて追加点をあげる。(45-0)
ブルザイズの攻撃ではLB#5桑澤がQBサックを決めてパントに追い込む。

4Q

WR#18前田

 RB#11曽根とRB#29丸田が交互にボールを持って走り、最後はRB曽根が5ydのタッチダウンランを奪い取る。(52-0)
ブルザイズの攻撃に今度はDL#79坂田がQBサックを決めて反撃を許さない。
DEERSはQB#16仲田が登場し、WR永川の11ydリバースラン・RB佐藤の力強い30ydランでエンドゾーン手前に迫ると、QB仲田がWR前田に1ydのタッチダウンパスを通して攻撃の手を緩めない。(59-0)
次のDEERSのキックオフでは、DB#21加藤がファンブルを誘うタックルを決め、このボールをDB#23栄がリカバーする。
DEERSはRB佐藤とRB曽根のランプレーでエンドゾーンに迫り、最後はRB佐藤が1ydを飛び込んでタッチダウンを奪い取る。(66-0)
ブルザイズ最後の攻撃も、この試合4本目となるインターセプトをDB加藤が決めて試合終了となる。

森ヘッドコーチコメント

森ヘッドコーチ

「終盤に少し雑になったところはあるが、全体的に集中力もあり、開幕戦としてはいい出来だったと思う」
―オフェンス、ディフェンス、スペシャルチーム、それぞれの出来については?
「オフェンスは、WR、RB陣が期待どおりの個人技を発揮してくれた。さらに、バックアップの選手や新人が活躍してくれたことも収穫。
ディフェンスに関しては、ターンオーバーのチャンスを確実にモノにしたのが良かったと思う。
スペシャルチームは、1本タッチダウンを取ることを目標にしていたが、前田がリターンタッチダウンを取ってくれたので良かった。また、キックオフカバーチームも、何度か危険な場面はあったものの、桑澤、秋野らがいいカバーを見せてくれて全体的に良いカバーだった」
―次戦までの課題は?
「反則が多かったことと、絶対にやってはいけないミスがあったのが反省点なので、その辺りを修正したい。特にオフェンスのスナップミスなどは、シーズンを通じて一回もあってはいけないミス。勝った試合できちんと反省点を修正できるかどうかがチームのレベルを決める。次の試合までにしっかり修正して、次戦に臨みたい」

選手コメント

LB#42牧内選手

■牧内主将
「いい試合だったと思う。後半にメンバーが変わったが、それでも着実に得点を積み重ねて、ディフェンスも完封できたので良かったと思う。ただ、点差をつけて勝利できたことは良かったが、この結果によって油断しないようにしたい」
―次戦のハリケーンズ戦については?
「自分たちのやるべきことは変わらないので、今まで通りの準備をしたい。この時期はまだまだ地力をあげていかなければならないので、この先のどんな相手にでも自分たちのプレーが通用するように、さらにレベルアップしていきたい」

RB#38佐藤選手

■RB#38佐藤選手
 (ファーストタッチダウンを奪うなど12回148ヤード2タッチダウンを記録)
「(61ヤードの独走で奪った)最初のタッチダウンは、良いプレーだったと思う。ただ、その後はあまりいいプレーが出来なかった。特にスピードに乗ったときに相手をかわしきれていないので、練習で改善できるようにしたい」



OL#50橋本選手

■OL#50橋本選手 (ルーキーながら開幕スタメン)
「(開幕スタメンは)緊張しました。新人らしく思い切りプレーしようと思い、最初のうちは積極的ないいプレーができていたと思うが、徐々にできなくなってしまった。次回チャンスをもらえれば、最後まで思い切ったプレーができるようにしたい」



LB#5桑澤選手

■LB#5桑澤選手 (キックオフカバーでソロタックルを連発)
「相手のリターンサイドを落ち着いて見極めることができたので、迷いなく突っ込めたのがタックルに繋がったと思う」





LB#45山崎選手

■LB#45山崎選手 (5年目にして初の開幕スタメン)
「スタメンは最高でした。気持ちよかった。タックルも決めることができたし、良かったと思う。これからも貪欲に頑張って試合に出場できるようにしたい」