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TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
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鹿島DEERS | 21 | 0 | 10 | 14 | 45 |
ブルザイズ東京 | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 |
TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G/NG |
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鹿島 | 1 | 04:15 | PASS | #10山城→#11前田 | 5 | KICK | #26鹿島 | G |
鹿島 | 1 | 08:47 | RUSH | #29丸田 | 1 | KICK | #26鹿島 | G |
鹿島 | 1 | 11:37 | RUSH | #27伊藤 | 3 | KICK | #26鹿島 | G |
ブルザイズ | 2 | 12:00 | FG | #7板野 | 22 | − | − | |
鹿島 | 3 | 02:57 | FG | #26鹿島 | 41 | − | − | |
鹿島 | 3 | 09:40 | PASS | #10山城→#18永川 | 19 | KICK | #26鹿島 | G |
鹿島 | 4 | 02:50 | PASS | #10山城→#20岩倉 | 16 | KICK | #26鹿島 | G |
鹿島 | 4 | 08:55 | PASS | #10山城→#2中川 | 18 | KICK | #26鹿島 | G |
内容 | 鹿島 | ブルザイズ |
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1.ファーストダウン(回数) | 17 | 5 |
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) | 55-409 Yds | 42-102 Yds |
パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) | 18-14-1-182 Yds | 21-11-1-76 Yds |
ラ ン(回数-獲得ヤード) | 37-227 Yds | 21-26 Yds |
3.反 則(回数-損失ヤード) | 6-52 Yds | 1-5 Yds |
4.ファンブル(回数-喪失) | 3-1 | 1-1 |
5.フィールドゴール(回数-成功) | 1-1 | 1-1 |
6.ボール所有時間(1Q12分・計48分) | 25:39 | 22:21 |
2010年秋季リーグ第3戦は、秋晴れで心地よい風が吹く川崎球場で、DEERSのキックオフで試合開始となる。
ブルザイズ最初の攻撃はLB#31秋野のパスカット、
4thダウンギャンブルのランにDL#93重近のロスタックル等で1stダウンを与えずパントに追い込む。
DEERS最初の攻撃はQB#10山城からWR#25岩井への9ydパス、WR#15大谷の8ydラン、RB#20岩倉の20ydランで前進し、
残り5ydはQB山城からフラットパスを受けたWR#11前田がエンドゾーンに走り込んでタッチダウンを奪い取る。(7-0)
ブルザイズの次の攻撃は3回のパスを失敗に終らせる。
DEERSはQB山城からWR前田に10ydパス、WR#2中川に29yd・5ydパス等でブルザイズ陣1ydに迫り、
最後はRB#29丸田がタッチダウンランを決める。(14-0)
ブルザイズの攻撃にLB#45山崎がQBサックでファンブルを誘い、
DL#90鈴木がこのボールを押さえて、DEERSがブルザイズ陣25ydからの攻撃となる。
DEERSはRB岩倉が11yd・6ydを走ってブルザイズ陣に攻込み、RB#27伊藤が3ydのタッチダウンランで追加点をあげる。(21-0)
ブルザイズの攻撃をパントに追い込み、DEERSは自陣12ydからの攻撃となる。
RB丸田の8ydラン、QB山城からWR前田に14ydパス・WR#18永川に11ydパス、
RB丸田の20ydランと4回の攻撃で53ydを前進するが、次のタッチダウンを狙ったロングパスでインターセプトを奪われてしまう。
ブルザイズにこの試合最初の1stダウンを奪われるが、DEERS陣に入られることなくパントに追い込む。
DEERSは自陣27ydからの攻撃で、短いパスキャッチ後のランプレーでボールをファンブルするが味方のリカバーで事無きを得る。
しかし、次のプレーでもボールの受け渡しに失敗し、
ファンブルボールをブルザイズに確保されてブルザイズはDEERS陣21ydからの攻撃となる。
ブルザイズにタッチダウンは許さないものの22ydのフィールドゴールを決められ、
秋シーズン3試合目で、初の失点を喫して前半が終了する。(21-3)
後半開始のDEERSの攻撃はRB#38佐藤の18ydラン等で前進し、K#26鹿島が41ydのフィールドゴールを決める。(24-3)
ブルザイズの攻撃をパントに追い込むが、DEERSの攻撃も反則での罰退やQBサックを決められ1stダウンが奪えずパントとなる。
このパントはキッキングコーディネータのベテランP#40田中が久しぶりの試合出場ながら、無難に責任を果たす。
ブルザイズの攻撃にDB#28島がインターセプト決めて29ydリターンし、DEERSはブルザイズ陣19ydからの攻撃となる。
このチャンスにQB山城はエンドゾーンに走り込んだWR永川に、華麗な19ydのタッチダウンパスを通す。(31-3)
DEERSの攻撃が続く。ブルザイズのパントをWR中川が好リターンを見せると、
QB山城がWR中川に33ydパスでボールを進め、最後はRB岩倉がパスキャッチ後のランで16ydのタッチダウンを奪い取る。(38-3)
次のDEERSの攻撃はRB伊藤の45ydランで前進し、最後はQB山城がWR中川に19ydのタッチダウンパスをヒットさせる。(45-3)
ブルザイズ最後の攻撃にDL#8長谷川が連続2回のQBサックを決めてパントに追い込むと、
このパントをDB#24佐野がブロックし、DEERSはブルザイズ陣2ydからの攻撃となる。
DEERSは時間を消費しながら、ランプレーでタッチダウンを狙うが惜しくもゴールラインを届かず、このまま試合終了となる。
初戦、第二戦で出た課題、ボールセキュリティ、反則、ショートヤーデージでの決定力不足、それらが一つも直っていない。厳しい試合では、反則罰退は致命的になる。また、ディフェンスも同じプレーにやられている場面があった。今日は試合内容よりも、課題を修正出来なかった事が問題。次試合までには一週間しかないが、しっかりと修正していくしかない。
■牧内主将
みんな自分のミスや課題はわかっていると思う。今日は大きな課題が残った。それに尽きる。本気になれば一週間でも具体的に課題を解決できるはずだ。それが出来る選手ばかりと信じている。厳しくなるのはこれから。変に硬くなる必要は無いし楽しむくらいの気持ちも必要だが"やる時はやる!"のメリハリをつけて臨みたい。
■WR#2中川選手
(レシーブで92yd、ランで10yd、1タッチダウンの活躍。ただしファンブルやリターンの決定力不足に反省も・・・。)
「今日の自分にはまったく満足していない。ファンブルは運よくフィールド外に転がってくれて大事に至らなかっただけ。ボールセキュリティが甘かった。最後にタッチダウンまで持っていけた場面もあったが、相手も疲れていた時間帯だった。前半でモメンタムを決めてしまうような、チームに勢いをつけるような時間帯に決め切らないといけない。特にパントリターンで一発持っていく役割は自分と#18永川が担わないと。次試合の相手はディフェンスが強い。これからの試合は、練習でディアーズディフェンス陣をボコボコに出来るぐらいまでのレベルに持っていかないと勝てない。とにかく頑張り抜く。」
■DB#28島選手
(今期初となるインターセプト(BINGO)を記録。)
「BINGOはサイドラインからの"来るぞ!"の声も聞こえていたし、自分でも来るなと思い狙っていた。その後の29ydランの最中はとにかく"落としたらアカン"と思って走った。ただこの試合、ディフェンスの一員として完封できずに悔しい。次の試合、BINGOも出来ればいいが、それよりもディフェンス全体で常にハードヒットして完封を目指したい」
■DL#93重近選手
(キックオフ直後、ブルザイズは最初の攻撃から果敢にも4thダウンギャンブルを敢行。これを正面でしっかりと止めた重近のタックルが、この試合で相手のランを封じ込める守備陣のリズムを構築した。)
「タックルはサインがどんぴしゃで当たった。完全に芯を食ったわけでは無かったが久々のソロタックルで気持ち良かった。次戦以降、ディフェンスも含めて全員が課題として実感しているボールセキュリティ確保を徹底していく。その中で、チーム全体で激しいタックル、ブロックを実践して相手を圧倒していきたい。」