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TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
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鹿島DEERS | 7 | 3 | 14 | 7 | 31 |
ノジマ相模原ライズ | 0 | 3 | 0 | 7 | 10 |
TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G/NG |
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鹿島 | 1 | 04:48 | PASS | #12加藤→#29丸田 | 6 | KICK | #14青木 | G |
ライズ | 2 | 03:32 | FG | #16出澤 | 26 | − | − | − |
鹿島 | 2 | 10:27 | FG | #14青木 | 29 | − | − | − |
鹿島 | 3 | 02:28 | RUSH | #12加藤 | 15 | KICK | #14青木 | G |
鹿島 | 3 | 10:32 | RUSH | #29丸田 | 2 | KICK | #14青木 | G |
鹿島 | 4 | 04:20 | RUSH | #20岩倉 | 7 | KICK | #14青木 | G |
ライズ | 4 | 09:37 | PASS | #5木下→#81井上 | 8 | KICK | #16出澤 | G |
内容 | 鹿島 | ライズ |
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1.ファーストダウン(回数) | 19 | 13 |
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) | 56-313 Yds | 51-198 Yds |
パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) | 24-18-0-151 Yds | 26-15-1-135 Yds |
ラ ン(回数-獲得ヤード) | 32-162 Yds | 25-63 Yds |
3.反 則(回数-損失ヤード) | 1-15 Yds | 5-45 Yds |
4.ファンブル(回数-喪失) | 1-1 | 0-0 |
5.フィールドゴール(回数-成功) | 1-1 | 1-1 |
6.ボール所有時間(1Q12分・計48分) | 25:05 | 22:55 |
1stSTAGE第3節は東京ドームで、DEERSのキックオフで試合開始となる。
ライズ最初の攻撃は、DL#44小宮のロスタックルなどで1stダウンを与えずパントに追い込む。
DEERS最初の攻撃はRB#20岩倉が3ydラン、QB#12加藤からWR#11前田に6ydパス、
そしてRB#29丸田が1ydを走って1stダウンを更新すると、RB丸田が5ydを走り、QB加藤がTE#89三浦に23ydのパスを成功させる。
最後はQB加藤がオープンに開いたRB丸田にパスを投じ、パスをキャッチしたRB丸田が6ydを走り切って先制のタッチダウンを奪い取る。(7-0)
ライズの攻撃で8yd・5yd・16ydとパスを通されてDEERS陣40ydまで攻め込まれるが、DL#93重近のパスカットなどでピンチを防ぐ。
DEERSの攻撃が1stダウンを奪えずパントとなると、
ライズにQBを中心としたランプレーで10yd・4yd・34yd・9ydと走られDEERS陣21ydに迫られたところで1Qが終了する。
ライズに再度のQBランで12ydを走られ、DEERS陣8ydで1stダウンを更新される。
しかし、DL#92西川のタックル・DB#21加藤のタックルなどでこれ以上の前進を許さず、フィールドゴールの失点に留める。(7-3)
DEERSはQB#10山城がWR#81宮本に10yd、RB丸田に8yd、再びWR宮本に13ydパスを成功させる。
そして、RB丸田の8yd・7ydラン、WR宮本に8ydパスで相手陣12ydに迫り、K#14青木が29ydのフィールドゴールを決めて再び7点差とする。(10-3)
ライズの攻撃は1stダウンを与えずパントに追い込む。
前半、残り時間57秒、DEERSはQB加藤がWR#18永川に13yd・15ydのパスを通して相手陣30ydまでボールを進めるが、
QBサックを受けてファンブル、攻撃権を奪い返されて前半が終了する。
ライズのキックオフにWR前田が63ydのビッグリターンを見せ、DEERSは相手陣31ydからの攻撃となる。
QB加藤がWR宮本に7ydパスを通すと、RB丸田が2yd・5ydを走る。
最後はQB加藤が相手タックルをかわして15ydのタッチダウンランを奪い取り、点差を広げる。(17-3)
DEERSのキックオフにDB#5桑澤が見事なタックルで、ライズは自陣24ydからの攻撃となる。
ライズに12ydラン・14ydパスで前進を許すが、DB#24佐野がパス体制のQBに襲い掛かり、
後ろに下がったQBにDL#91倉持がタックルを決めて15ydをロスさせ、パントに追い込む。
短いパントのボールをWR永川が果敢にキャッチし、DEERSは相手陣38ydからの攻撃となる。
RB丸田が6ydラン、QB加藤がWR#34藤森に4yd・WR前田に3ydパスをヒットさせる。
再び、RB丸田が7yd・3ydラン、QB加藤が3yd・7ydを走る。最後はRB丸田が2ydのタッチダウンランを奪い取る。(24-3)
DEERSのキックオフに今度はDB#22堀が見事なタックルで、ライズは自陣20ydからの攻撃となる。
ライズに22yd・6ydパスを通されて第3Qが終了する。
ライズ攻撃にDL西川がQBサックを決めると、次のパス攻撃にDB佐野がインターセプト奪い取る。
DEERSはQB山城のパスが冴える。WR藤森に4yd・WR前田に13yd、再びWR藤森に5yd・WR前田に6ydパスをヒットさせる。
今度は、RB丸田が29ydを走って相手陣7ydに迫ると、RB岩倉があっさりとランプレーでタッチダウンを奪い取る。(31-3)
ライズの反撃にDEERSはロングゲインを与えない。
7回のパス成功と4回のランでタッチダウンを奪われるが、この攻撃で5分17秒を消費させる。(31-10)
残り時間2分23秒、ライズのオンサイドキックにドキッとする場面もあったが無事にDEERSがボールを確保する。
RB丸田の23ydラン、RB岩倉の20ydラン、再びRB丸田の10ydランで1stダウンを更新して時間を使い切り、試合終了となる。
―この試合、後半のオフェンスは非常にリズム良く機能したと感じました。前半終了間際のミスを2人のQBが挽回しようと、気迫で頑張ってくれたと思うのですが。
まずはスペシャルチームが非常に良く、常に良いフィールドポジションであったこと、ディフェンスが試合を通じて安定していたことが大きかったと思います。前半2つのQBのミス(一つは敵陣5ydに迫りながら痛恨のインテンショナル・グラウディングの反則*、もう一つは前半残り時間わずかで敵陣フィールドゴール圏内に迫ってからのファンブルロスト)は、フィールドポジションや点差、残り時間などのシチュエーションを考えれば明らかに"やってはいけない"ミスです。この点は、やはりしっかり反省すべきでしょう。ただ確かに、同じ試合の中で、QBが2人ともしっかり修正し後半の良いオフェンスのリズム・流れに繋げてくれた事は大いに評価できます。RB#29丸田と#20岩倉が、しっかりとベースのランプレーでタッチダウンを挙げてくれた事もオフェンスの収穫ですね。相手の新加入外国人選手を含む大型ディフェンスに対し、負けずにきっちりと役割を果たしてくれたOL陣も今日の殊勲者でしょう。
―次からもタフな試合が続きます。
去年も1stSTAGEのビッグゲームではいいゲームで勝利したが、その後は失速と言わざるを得ない形になってしまいました。今年はその轍を踏まぬよう、ここからまだまだ強くなっていけるよう、濃密な時間をつくって精進していきます。
* QB(クォーターバック)がパスを投げる所作に入ったが、結果的にパスが投げることができない状態になった際に、QBサックによるロスを避けるため故意にレシーバーのいないところにボールを投げた捨てる場合の反則。次の攻撃は反則地点(通常は攻撃開始位置より相当後退)からで、ダウン(攻撃回数)も1回更新されてしまう。
■DL#92西川選手
―この試合、今シーズン初めて相手にタッチダウンを許してしまいましたが、ここまでのDEERSの戦いは堅守が光ります。この試合の守備の流れは、DEERS得点直後の相手のオフェンスを結果的にフィールドゴールの3点のみに失点に留めた、自陣8ydでの相手RBに強烈なロスタックルを浴びせてくれた西川選手のプレーにあったと思います。
今日の試合は少ない出場機会・チャンスの中で、チーム全員のテーマとしているスタートをしっかりやる事を心がけていました。また、相手に隊形の傾向があったのでその対策は忠実に遂行出来たと思います。
―後半もリズムを掴みかけた相手の攻撃をQBサックで遮断してくれました。
こちら側も動くディフェンスをして、それに相手が反応するような事がありましたので、よく見てスタートして押し上げる事が出来たのだと思います。
―春シーズンは怪我に泣きました。夏合宿も途中からの参加でしたし、正直心配していましたが、さすがベテラン(と言って良い?)、きっちり本番に間に合わせてくれました。
春は残念ながら出場できず悔しい思いをしました。自分的には、年齢的な面も含めてまだまだやれると思っています。自分にとってやはりフットボールはやるものであって、サイドラインから見るものではありません。出場機会は減っていましたが、準備は出来ているつもりです。試合に絡んで、これからもどんどん結果を出していきたいです。
―待望のパパにもなりました(8/23長女みのりちゃん誕生!)。
(もうメロメタの表情で・・・)そうなんです。普通は3週間で1kg増える程度らしいんですが、うちの娘は3,100gで生まれて3週間で4,600 gまで増えました。そんなところも含めてパパに似ちゃってますぅ。1stSTAGE最終のシルバースター戦の頃(10/30)には、会場まで母子ともに来られると思います。もの心はついていないから本人の記憶には残らないのでしょうが、同じ場所にプレーヤーとしての自分と一緒にいてくれたという証・思い出は一生の宝物になると思います。いい所を見せたいですね!