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TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
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鹿島DEERS | 0 | 12 | 7 | 21 | 40 |
アズワンブラックイーグルス | 0 | 0 | 0 | 6 | 6 |
TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G/NG |
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鹿島 | 2 | 07:18 | FG | #14青木 | 31 | - | - | - |
鹿島 | 2 | 10:03 | PASS | #12加藤→#81宮本 | 5 | RUSH | - | NG |
鹿島 | 2 | 15:00 | FG | #14青木 | 18 | - | - | - |
鹿島 | 3 | 02:44 | PASS | #12加藤→#81宮本 | 2 | KICK | #14青木 | G |
アズワン | 4 | 01:40 | RUSH | #8奥野 | 2 | PASS | - | NG |
鹿島 | 4 | 04:58 | PASS | #12加藤→#81宮本 | 4 | KICK | #14青木 | G |
鹿島 | 4 | 09:33 | PASS | #10山城→#11前田 | 1 | KICK | #14青木 | G |
鹿島 | 4 | 12:50 | PASS | #10山城→#34藤森 | 7 | KICK | #14青木 | G |
内容 | 鹿島 | アズワン |
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1.ファーストダウン(回数) | 20 | 11 |
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) | 58-437 Yds | 64-151 Yds |
パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) | 23-20-0-214 Yds | 29-9-1-92 Yds |
ラ ン(回数-獲得ヤード) | 35-223 Yds | 35-59 Yds |
3.反 則(回数-損失ヤード) | 2-10 Yds | 3-17 Yds |
4.ファンブル(回数-喪失) | 1-1 | 0-0 |
5.フィールドゴール(回数-成功) | 3-2 | 1-0 |
6.ボール所有時間(1Q15分・計60分) | 28:55 | 31:05 |
2ndSTAGE第1戦は、昨年と同じ関西地区3位通過のアズワンと、今年最初の関西遠征となった快晴のキンチョウスタジアムでの対戦となる。
試合開始のDEERSのキックオフで、アズワンにいきなり61ydのリターンを許し、DEERS陣32ydからの守備となるが、1stダウンを与えずフィールドゴールも失敗に終わらせる。
DEERS最初の攻撃は、RB#29丸田が11yd、QB#12加藤が16ydを走って相手陣35ydまで進むが、ここからの前進を阻まれフィールドゴールも失敗に終わる。
次のアズワンの攻撃で8yd・4ydのラン、11ydパスで1stダウンを2度更新されるが、LB#37大舘のQBサック、DL#90鈴木のロスタックル、更にDL鈴木のQBサックでパントに追い込む。
DEERSの攻撃もQB加藤からWR#11前田への13ydパスで前進するが、この後の4thダウンギャンブルの攻撃を止められて得点が奪えない。
アズワンはDEERS陣41ydからの攻撃で、リバースランプレーから更にロングパスのスペシャルプレーでDEERSエンドゾーンにボールを投げ込むが、DERRSのDBがきっちりカバーし失敗に終わらせる。
DEERSの攻撃はQBサックで自陣16yd・3edダウン・残り15ydとなるが、QB加藤がWR#81宮本に18ydを通す。続いてQB加藤の8ydラン、RB丸田の3ydランで1stダウンを更新すると、QB加藤がWR宮本に33ydのパスをヒットさせ、最後はK#14青木の31ydのフィールドゴールで先制する。(3-0)
アズワンの攻撃にはDL鈴木がロスタックし、次のパスプレーにはDB#21加藤がインターセプトを奪い取る。
DEERSはQB加藤がWR#7植村に11ydパスを通すと、RB#20岩倉の40ydランで相手陣5ydまでボールを進め、ここからQB加藤がエンドゾーンに走り込んだWR宮本にタッチダウンパス成功させる。トライフォーポイントのキックはスナップが乱れて失敗する。(9-0)
アズワンの攻撃に1stダウンを与えずパントに追い込むと、DEERSはRB丸田の5ydラン・QB加藤の32ydランなどで相手陣に迫り、前半最後のプレーでK青木が18ydのフィールドゴールを決めて前半が終了する。(12-0)
後半最初のDEERS攻撃は、QB加藤がWR#25岩井に26ydパス、RB丸田の8ydラン、WR#2中川への18ydパスで相手陣に攻め込み、最後はQB加藤がWR宮本に13ydのタッチダウンパスを成功させる。(19-0)
アズワンの攻撃には、DL#93重近のロスタックルに続いてLB大舘のロスタックルで前進を許さない。しかし、次のDEERSの攻撃で痛恨のファンブル、アズワンはDEERS陣46ydからの攻撃となる。
アズワンの反撃に、4thダウンギャンブルも含めた10回のランと3回のパスを組み合わされて、DEERS陣4ydで1stダウンを更新され、第3Qが終了する。
アズワンは3回のランプレーでDEERS陣に迫り、最後は4thダウンギャンブルのQBランでタッチダウンを奪い取られる。トライフォーポイントのパスプレーは失敗に追い込む。(19-6)
アズワンのオンサイドキックを失敗に終わらせ、DEERSは相手陣43ydからの攻撃となる。QB加藤からWR宮本への10ydパス、RB丸田の19ydラン、そして、この試合3本目となるQB加藤からWR宮本への4ydのタッチダウンパスを成功させる。(26-6)
DEERSのキックオフはDB#5桑澤のタックルでアズワンの攻撃を封じ込めると、QB#10山城が登場しWR#18永川に29ydパスを通す。続いてRB#38佐藤が16yd、RB岩倉が9yd、RB#27伊藤が2yd、RB佐藤が13yd、QB山城が11ydを走り、最後はQB山城からWR前田に1ydのタッチダウンパスをヒットさせる。(33-6)
次のアズワンの攻撃をパントに追い込むと、WR永川が65ydをリターンし、RB伊藤の7ydランの後、QB山城がWR#34藤森に7ydのタッチダウンパスを通す。(40-6)
アズワン最後の攻撃も、DEERSのキックオフでRB伊藤のタックルで自陣14ydからの攻撃に追い込み、反撃を許さず試合終了となる。
―大事な2ndSTAGE初戦を勝利しました。まずは、この試合にどのような心づもりで臨まれましたか。
遠征ですし、天然芝のフィールドも久々でしたし、普段以上にコンディション作りの気配りや情報収集は必要でした。ただし、これらを制約条件と捉えるのではなく、いかなる条件でも自分達のやるべきことは変わらない事を全員で強く意識したつもりです。本当にこれも毎回のことですが、一歩一歩目の前のワンプレイに集中すること。それを遂行するのは、どのような条件下でも同じです。
―第1Qは0−0で終わりました。前半はやや硬さが見られたようにも感じましたが。
アズワンは、どの試合を見ても常に自分たちの力を出し切る非常に芯の強いしぶといチーム。加えてディフェンスのファンダメンタルがしっかりしており、分析したデータを基に思い切ったプレーをしてくることはわかっていました。それに対してこちらのオフェンスが嵌ってしまって要所で良いプレーができなかったことと、キッキングゲームが原因でフィールドポジションが常に良くなかったことが、第1Qがスコアレスに終わった原因です。そもそもこうした強い相手に楽な得点シーンは考えていませんでした。こちらのディフェンスが厳しいフィールドポジションの中で非常によく踏ん張ってくれていましたので焦りはありませんでした。
―後半はしっかりアジャストし、終わってみれば大差の勝利でした。
前半でカバーに穴が開いて走り込まれたキッキングカバーが、後半はいずれも相手陣内深くしっかりシャットダウン出来たのは良かったですね。やはりフィールドポジションの良否はゲームを大きく左右します。QBの2枚看板、#10山城と#12加藤が、それぞれの個性を活かしてしっかり仕事をしてくれたのもこの試合の収穫です。
―さぁ、いよいよ次戦は富士通が相手です。
相手がこのレベルになると、キッキング・オフェンス・ディフェンスのすべてが上手くいく事は考え難い。どれかが悪ければ、他の機能がしっかりカバーアップしなければいけません。だからこそ、それぞれが自分の仕事を完遂する事が益々重要になります。練習回数は限られるので『量』を大きく増やすことはできませんが、練習の『質』を上げることはまだまだ余地があります。ただやるのではなく、やった事、頑張った事が、さらに効果的に結果につながるような練習を、個人とチーム全体で積み重ねていきます。
―前半、双方のフィールドゴール失敗で無得点という、試合が膠着した状態で、相手RBに真正面からロスタックルを浴びせ、続けざまにQBサックを決めるなど、この試合もゲームをつくる基盤となったディフェンスの巣晴らしいリズムを立ち上げてくれました。
自分としては「試合の流れが悪いからここで一発・・・」のような事は、実はまったく考えていませんし、考えられません。一つ一つのプレーをリセットして、目の前のプレーをやり切る事だけに集中しています。ただ、自然にやっている事が結果的にチームにリズムを与えられたのであればそれは良かったと思います。
―今日の自分のプレーへの採点は?
いや、もう、本当にギリギリの感じでやっていました。余裕なんてまったくない。振り返ればまだまだもっと出来た部分はあると思います。
―次戦、富士通が相手です。
毎回毎年、僅差の激戦を強いられている間違いなく強烈に強い相手です。ただし2ndSTAGE以降でこうした相手に当たることはわかっていた事。単純な話かもしれませんが、いつも一戦毎の完全燃焼がテーマの我々にとって、今まではアズワンだった相手が富士通になったという事です。勝利だけを考え、今この瞬間から最高の準備をして臨みます。