DEERS HOME 試合結果

2012年12月17日(月) JAPAN X BOWL

鹿島DEERS VS オービックシーガルズ
会場: 東京ドーム / 試合開始時刻: 19:05 / 試合終了時刻: 21:47
TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
鹿島DEERS 0 10 7 7 24
オービックシーガルズ 7 0 13 7 27
title

(photo_num)

  • 幹部
  • RB#29丸田選手
  • DB#13山本(周)選手のタックル
  • LB#53牧内選手
  • DB#21加藤(公)選手のインターセプト
  • ディフェンスライン
  • OL#77笠井選手
  • RB#20岩倉選手のタッチダウン
  • WR#11前田選手
  • WR#81宮本選手のタッチダウン

得点経過

TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
オービック 1 04:41 PASS #6菅原→#20古谷 22 KICK #1金親 G
鹿島 2 12:06 RUSH #29丸田 4 KICK #14青木 G
鹿島 2 14:40 FG #14青木 37 - - -
オービック 3 06:51 PASS #6菅原→#10森 9 KICK #1金親 G
鹿島 3 08:21 PASS #10山城→#81宮本 45 KICK #14青木 G
オービック 3 14:19 PASS #6菅原→#85萩山 4 KICK #1金親 NG
オービック 4 10:46 RUSH #21中西 3 KICK #1金親 G
鹿島 4 13:04 PASS #10山城→#11前田 24 KICK #14青木 G
内容 鹿島 オービック
1.ファーストダウン(回数) 16 22
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) 56-402 Yds 73-366 Yds
 パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) 33-25-2-307 Yds 33-23-1-194 Yds
 ラ ン(回数-獲得ヤード) 23-95 Yds 40-172 Yds
3.反 則(回数-損失ヤード) 3-10 Yds 2-20 Yds
4.ファンブル(回数-喪失) 1-1 2-2
5.フィールドゴール(回数-成功) 2-1 0-0
6.ボール所有時間(1Q15分・計60分) 25:36 34:24
改ページ

解説by ルールスタッフ 浅野利三郎

1Q

 社会人日本一を賭けたJAPAN X BOWLは、東京ドームで三連覇に挑むオービックとの対戦となった。
 オービック最初の攻撃で、7ydパス・5ydパス・8ydラン・9ydパス・18ydラン等でDEERS陣22ydまで攻め込まれ、次のパスプレーでタッチダウンを奪われる。僅か9プレーで先制点を奪われてしまう。(0-7)
 DEERS最初の攻撃は1stダウンを奪えずパントとなる。
 次のオービックの攻撃でDL#93重近がロスタックルを決める。その後、32ydのパスを通されるが、ディフェンスが頑張りパントに追い込む。
 DEERSはQB#10山城が11ydを走り1stダウンを奪うが、攻撃が進まずパントとなる。次のオービックのパス攻撃にDB#21加藤がインターセプトを奪い取る。
 DEERSはRB#29丸田の12ydランで1stダウンを更新して第1Qが終了する。

2Q

 DEERSは3rdダウン1ydの攻撃で1stダウンが奪えずパントとなる。
 オービックの攻撃で16ydラン・9ydラン・12ydパスで前進を許すが、これ以上の前進を許さずパントに追い込む。
 DEERSは自陣10ydからの攻撃でQB山城のパスが冴える。WR#2中川に25yd・WR#7植村に19yd・WR中川に4yd・WR#18永川に8yd・WR#11前田に5yd・WR永川に10yd・WR#25岩井に7ydと、7回のパスを成功させ、相手陣4ydに迫る。最後はRB丸田の中央突破で同点のタッチダウンを奪い取る。(7-7)
 オービックのパス攻撃に、DB加藤が相手選手のパスキャッチ直後にボールを掻き出し、宙に浮いたボールを空中で捕球してこの試合2本目のインターセプトを奪い取る。このチャンスにDEERSは残り時間を消費しながら攻撃を進め、K#14青木が37ydのフィールドゴールを決めて逆転し、前半が終了する。(10-7)

3Q

 DEERSはQB山城がWR#81宮本に9ydパス・RB#38佐藤の8ydラン、RB#20岩倉へ8ydパスで相手陣36ydに攻め込むが、次のパスをインターセプトされてしまう。
 オービックに10ydパス・3ydパス・12ydラン・8ydラン・14ydランで攻め込まれ、最後は9ydのタッチダウンパスで逆転される。(10-14)
 DEERSは直ぐに反撃する。QB山城がWR永川に17ydパスをヒットさせると、QBの位置に入ったWR前田が9ydを走る。次の攻撃でQB山城がサイドライン際のWR宮本へパスを通すと、宮本は相手守備陣を振り切って45ydのタッチダウンパスを奪い取る。僅か3プレーで再逆転する。(17-14)
 オービックの攻撃で9yd・24ydを走られた後、DB#13山本のタックル、LB#37大舘のタックルで3rdダウン10ydに追い込む。しかし、ここから12ydパス・11ydパス・4ydパス・6ydパスを通され、最後は4ydのタッチダウンパスを奪われて再々逆転される。しかし、トライフォーポイントのキックをLB#4山本がブロック、3点差に留める。(17-20)
 DEERSはQB山城がWR中川に6ydパスを通したところで第3Qが終了する。

4Q

 DEERSはRB佐藤が20ydラン、QB山城がWR前田に16yd・11ydのパスを通して相手陣24ydまで攻め込む。しかし、QBサックで相手陣30ydまで後退し、同点を狙った47ydのフィールドゴールは僅かに右側にそれてしまう。
 オービックの攻撃は、LB大舘のタックル、DL#91倉持のタックルでパントに追い込む。が、次のDEERSのラン攻撃でボールをファンブルし、ピンチを招く。
 オービックに14ydパス・8ydラン・10ydラン、そして3ydのタッチダウンランを奪われ、点差を広げられる。(17-27)
 DEERS必死の反撃も、パスをインターセプトされて、残り時間3分34秒。
 オービックの時間を使ったラン攻撃にDEERSは3回のタイムアウトを取り、パントに追い込む。
 残り時間2分24秒、QB山城からRB丸田に5ydパス・WR前田に50ydパス・WR中川に5ydパスを通し、最後はWR前田に24ydタッチダウンパスを通す。(24-27)
 残り時間1分56秒、最後の望みを託したオンサイドキック。両チームの選手がボールに殺到するがオービックがボールを確保。タイムアウトのないDEERSはオービックのニーダウンで時間を消費され、試合終了となる。
 DEERSはオービックの3連覇を阻止する事が出来ず、今シーズンが終了した。

森ヘッドコーチコメント

森ヘッドコーチ 勝負事には、当たり前ですが必ず勝者と敗者が居ます。今日のDEERSの戦いぶりは、決して下を向かなければならない、恥ずかしい戦いぶりではありませんでした。ただし、厳然たる事実は、それでも届かなかったという事です。この試合にも、幾つか流れを大きく左右するポイントがありました。たら、れば、を言えばきりがありません。それは相手も同じ事です。こうしたキーとなるプレーや場面が転換するなかで、トータルを制する事が試合に勝つという事です。そこには至れませんでした。今日の3点という差が、あと一歩の差なのか、もっと大きな差なのかはわかりません。我々に出来るのは、その差を詰めるために自分でコントロールできる事を愚直にやり抜くという事だけです。
今年も一年間、自分達が大好きでやりたいフットボールをやらせて頂きました。いつも選手と共有しているのは、こんな素晴らしい舞台で戦えるのは、会社や職場の皆様のご支援、これまで先輩方が築いてきた歴史、家庭の理解があってこそ、という気持ちです。今後も常に感謝を心に抱きながら、フットボールを通じて人間としても社会人としても成長し、少しでも皆様に恩返しができるように精進して参ります。今シーズン、これまでのご支援・ご声援に心より感謝申し上げます。誠に有り難うございました。

選手コメント

RB#29丸田選手

■RB#29丸田選手
キャプテンとして、チームや応援して頂く皆様に、最高の勝利を味わって頂けなかった事が本当に悔しく、申し訳ない気持ちです。今シーズンを終えて、この試合を終えて、我々がやってきた事は間違ってはいなかったとは思えています。ただ足りなかった。もう一度チャンスを頂戴し、足りなかった部分を突き詰め、日本一を目指したいと考えています。今シーズンの熱いご声援、本当に有り難うございました。



(広報担当:古澤 靖彦)