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2014年5月10日(土) 第37回パールボウルトーナメント 第二戦

LIXILディアーズ vs 明治安田パイレーツ
会場:川崎富士見球技場 / 試合開始時刻:14:00 / 試合終了時刻:16:21
TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
LIXILディアーズ 7 17 14 6 44
明治安田パイレーツ 0 0 7 0 7

得点経過

TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
LIXIL 1 14:57 PASS #9加藤→#25岩井 20 KICK #7宮本 G
LIXIL 2 02:55 FG #7宮本 26
LIXIL 2 09:25 PASS #9加藤→#85鈴木 81 KICK #7宮本 G
LIXIL 2 12:45 RUSH #32前川 4 KICK #7宮本 G
明治安田 3 00:10 INT #7名倉 26 KICK #8高野 G
LIXIL 3 01:10 RUSH #16尾林 72 KICK #29丸田 G
LIXIL 3 12:45 FUM #51江川 12 KICK #29丸田 G
LIXIL 4 03:06 FG #7宮本 20
LIXIL 4 06:03 FG #7宮本 20

 

内容 LIXILディアーズ 明治安田パイレーツ
1.ファーストダウン(回数) 14 16
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) 63-492 Yds 67-204 Yds
 パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) 26-12-1-257 Yds 40-22-2-158 Yds
 ラ ン(回数-獲得ヤード) 37-235 Yds 27-46 Yds
3.反 則(回数-損失ヤード) 3-24 Yds 0-0 Yds
4.ファンブル(回数-喪失) 0-0 2-2
5.フィールドゴール(回数-成功) 4-3 1-0
6.ボール所有時間(1Q15分・計60分) 32:25 27:35

解説 by ルールスタッフ 浅野利三郎

1Q

 パールボウル・リーグ第2戦は、快晴ながら強い風の吹く川崎富士見球技場で、DEERSのキックオフで試合開始となる。
 パイレーツ最初の攻撃で6ydパス・5ydラン・3ydラン・9ydパス・10ydパスで前進を許すが、DB#26林のパスカットなどでパントに追い込む。
 DEERS最初の攻撃はQB#9加藤がWR#85鈴木に42ydパスを通すが、リバースランで6ydをロスし、4thダウンギャンブルにも失敗する。
 パイレーツの次の攻撃にはLB#43小野里がインターセプトを奪い取る。
 DEERSはRB#20岩倉のランがディフェンスに前進を阻まれるがOL#77笠井のナイスアシストで1stダウンを更新する。しかし、相手陣17ydからのフィールドゴールをブロックされ得点が挙げられない。
 パイレーツの攻撃は、LB#37大舘がピッチパスに反応して13ydのロスタックルを決め、パントに追い込む。
 DEERSはRB#29丸田が14yd、RB#28山城が13ydを走ると、QB加藤がWR#25岩井に20ydのタッチダウンパスをヒットさせ、先取点を挙げる。(7-0)

2Q

 パイレーツに15ydのパスを決められるが、次のパスをDB#13山本がインターセプトを奪い、DEERSの攻撃となる。
 DEERSはQB加藤がWR#7宮本に19yd、RB岩倉に5yd、WR鈴木に6ydパスを通して前進し、最後はK7宮本が43ydのフィールドゴールを決めて、追加点を挙げる。(10-0)
 パイレーツの攻撃にはLB#17天谷ロスタックル等でパントに追い込むが、DEERSの攻撃も進まず、試合は膠着状態となる。
 DEERSは自陣19ydからの攻撃で、WR鈴木はQB加藤からのパスをキャッチすると、相手ディフェンスのタックルを振り解いて、81ydを走り切る。(17-0)
 パイレーツの攻撃は1stダウンを与えずパントに追い込むと、このパントをLB大舘がブロック、DEERSは相手陣14ydからの攻撃となる。このチャンスにRB山城の4ydラン、WR#2中川のリバースランで6ydを稼ぎ、最後はRB#32前川のオープンランでタッチダウンを奪い取る。(24-0)

3Q

 後半最初のDEERSの攻撃でQB#16尾林のパスがインターセプトされ、そのままリターンタッチダウンを奪われる。(24-7)
 しかし、次のDEERSの攻撃で、QB尾林は自らのQBキープランで72ydを走り切って、リベンジのタッチダウンを奪い返す。(31-7)
 パイレーツの攻撃は、ピッチパスを落としLB天谷がリカバーする。このパスが、後ろパスと判定されDEERSの攻撃となる。このチャンスにQB尾林からWR中川への18ydパス等で相手陣4ydまで進むが、4thダウンギャンブルに失敗する。
 パイレーツの攻撃は、LB#35清水とDL#91倉持のロスタックル等でパントに追い込むと、DB#22堀が38ydのパントリターンで DEERSは相手陣15ydからの攻撃となる。しかし、このチャンスも4thダウンギャンブルに失敗し、得点を奪えない。
 パイレーツの攻撃で17ydパスを通されるが、LB天野がQBサック・ファンブルを誘い、LB#51江川が12ydのファンブルリカバータッチダウンを決める。(38-7)
 パイレーツ必死の反撃も、LB大舘、LB江川がQBのスクランブルランを止め、パス攻撃には、DB#4矢野が素早いタックルで前進を許さない。

4Q

 DEERSはQB尾林がWR中川に20ydパス、RB前川の12ydラン、更にWR中川への24ydパスで相手陣に攻め込み、K宮本が20ydのフィールドゴールを決める。(41-7)
 パイレーツの攻撃でLB矢野がインターセプトを奪うと、DEERSはQB#12平山の9ydラン、RB岩倉の4ydランで前進し、K宮本が19ydのフィールドゴールを決める。(44-7)
 パイレーツ最後の攻撃で、28ydパス・14ydパス・10ydランで前進を許すが、LB#42牧内やLB江川のタックル等でタッチダウンを許さずフィールドゴールも失敗に終わらせる。
 DEERS最後の攻撃は、QB#48高木が8ydラン・13ydラン、RB岩倉への9ydパス、RB前川の17ydランで前進するが、試合終了となる。

森ヘッドコーチコメント

#85WR鈴木や#51LB江川など、若手や新たに加入した選手の活躍といった収穫もありましたが、課題も多い一戦となりました。特に相手ゴール前数ヤードまで攻め込んでいながらタッチダウンが取りきれない、4thギャンブルでインチを進み切れない「決定力」の不足です。まだベーシックなプレーのみで戦っている段階である事を差し引いても、決めるべきところはしっかり決めないといけません。
次試合までに約1か月があります。どのチームが上がってきても厳しい戦いになることは間違いありません。プレースピードの向上を大きな命題として、個人としてもチームとしても、出来限りの全ての準備を整えて臨みます。

選手コメント

■LB#51江川選手
LB#51江川選手今年からクラブチームとなったLIXIL ディアーズに、X1ウエストのエレコム神戸ファイニーズから移籍・新加入した江川選手。毎週末、現在の住まいである静岡から東京・調布市の柴崎グラウンドに通って練習をこなしています。

―ナイスタックル、ナイスプレーの連発でした。特に第3Q、相手のファンブルを拾ってそのままタッチダウンのプレーに集中力と気迫を感じました。
ぎりぎりで何とかエンドゾーンに飛び込むことができました。夢中ではありましたが、しっかり意識し見えていたプレーだと思います。学生時代にポジションとしてTEも経験していましたので、生涯初めてのタッチダウンではありませんが、社会人でディフェンス専業となってからは初めてのタッチダウンです。嬉しい瞬間でした。
―チームにもすっかり溶け込んだように思えますが、新たに一員となったLIXIL ディアーズの印象はどうですか?
何もかも新しい事ばかりで、すべてが楽しくて仕方がありません。フィジカルでも精神的な面でも、今自分が本当に成長できる場に居られる・・・と実感し感謝しています。また、DEERSは一つになるまとまりが凄いですね。個人の力に加えて、チームだからこそ出せる力があると思います。LIXIL ディアーズの一員として勝利に貢献できるよう、一所懸命頑張って参ります。


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