TEAM | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
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LIXILディアーズ | 14 | 3 | 0 | 3 | 20 |
アサヒビールシルバースター | 0 | 0 | 7 | 3 | 10 |
TEAM | Q | TIME | PLAY | PLAYER(S) | YARD | TFP | PLAYER(S) | G/NG |
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LIXIL | 1 | 1:09 | PASS | #9加藤→#2中川 | 4 | KICK | #14青木 | G |
LIXIL | 1 | 11:59 | PASS | #9加藤→#7宮本 | 50 | KICK | #14青木 | G |
LIXIL | 2 | 8:41 | FG | #14青木 | 22 | – | – | – |
アサヒビール | 3 | 3:56 | PASS | #7安藤→#41松原 | 5 | KICK | #40櫻井 | G |
アサヒビール | 4 | 4:08 | FG | #40櫻井 | 27 | – | – | – |
LIXIL | 4 | 9:05 | FG | #14青木 | 44 | – | – | – |
内容 | LIXILディアーズ | アサヒビールシルバースター |
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1.ファーストダウン(回数) | 15 | 16 |
2.攻 撃(回数-獲得ヤード) | 49-305 Yds | 57-322 Yds |
パ ス(試投-成功-インターセプト-獲得ヤード) | 24-14-1-206 Yds | 36-25-0-255 Yds |
ラ ン(回数-獲得ヤード) | 25-99 Yds | 21-67 Yds |
3.反 則(回数-損失ヤード) | 3-20 Yds | 3-30 Yds |
4.ファンブル(回数-喪失) | 2-1 | 0-0 |
5.フィールドゴール(回数-成功) | 2-2 | 2-1 |
6.ボール所有時間(1Q12分・計48分) | 20:58 | 27:02 |
2014年秋季リーグ・ファーストステージ第2節は、3連休最終日のマンデーナイトフットボールとして東京ドームで、SSのキックオフで試合開始となる。
DEERSはSSのキックオフにWR#11前田が66ydをリターンし、相手陣32ydからの攻撃となる。QB#9加藤がサイドライン際のWR前田に28ydパスを通すと、次のプレーでWR#2中川に4ydのタッチダウンパスを成功させ先制する。(7-0)
SSの最初の攻撃で10yd・21ydとパスを通されるが、ランプレーをLB#37大舘のロスタックル等でキッチリ止めてパントに追い込む。
次のDEERSの攻撃はランプレーとパスプレーを組み合わせて攻める。RB#29丸田の3ydラン、QB加藤からWR#18永川に12ydパス、RB丸田の7ydラン、WR#7宮本に15ydパス、RB丸田の14yd・13ydランで相手陣26ydに迫る。しかし次のパスをインターセプトされチャンスを逃がす。
この後SS、DEERS共に1stダウンを奪えずパントになった後、次のSSの攻撃もDL#92西川・LB#42牧内のロスタックル等で1stダウンを与えずパントに追い込む。
DEERSはパントキックをDB#22堀が果敢にキャッチして9ydをリターン、相手陣50ydからの攻撃となる。ここから、QB加藤がWR宮本にパスを通すと、WR宮本は相手ディフェンスを振切って50ydのタッチダウンパスを奪い取る。(14-0)
SSに27ydパスを通されてDEERS陣に入られるが、DL#90鈴木のタックル等で、パントに追い込む。
DEERSはRB#32前川の2ydラン、QBの位置に入ったWR永川の7ydラン、RB#20岩倉の3ydランで1stダウンを更新すると、QB加藤がWR#25岩井に12yd、WR#34藤森に19yd・6ydのパスを通す。更にRB丸田の8ydラン、WR 岩井への5ydパス、RB丸田の17ydラン、RB岩倉への4ydパスで相手陣5ydに迫り、最後は22ydのフィールドゴールをK#14青木がきっちりと決めて、点差を広げる。(17-0)
SSの攻撃でDB#4矢野とDL#93重近でQBサックを奪うが、この後14ydパス・8ydラン・5ydパスに等でDEERS陣34ydまで攻め込まれる。しかし、フィールドゴールを失敗に終わらせて、前半が終了する。
後半開始のDEERSのキックオフで40ydをリターンされると、5ydパス・4ydラン・3ydランで1stダウンを更新される。更に19ydパス・6ydラン・13ydランでDEERS陣5ydまで攻め込まれ、最後は5ydのタッチダウンパスを決められる。(17-7)
DEERSはQB加藤からRB岩倉への12ydパス、WR藤森への9ydパス、QB加藤の5ydラン等で相手陣に入り1stダウンを更新するが、後が続かずパントとなる。
SSの攻撃で17ydパスを通されるが、DL鈴木・DL#91倉持のパスラッシュ等で4thダウンに追い込んだところで、最終Qに突入する。
SSの4thダウンギャンブルパスをDB矢野がナイスカットで失敗に終わらせる。
DEERSはQB加藤がWR藤森に7ydパスを通した後、次のパス攻撃でパスキャッチ後にボールをファンブル、攻撃権を奪われてしまう。
SSの攻撃で23ydパス・9ydラン等でDEERS陣10ydで1stダウンとなるが、ディフェンスが踏ん張り、フィールドゴールの3点の失点に食い止める。(17-10)
DEERSは時間を使いながら攻撃を組み立てる。RB前川の7ydラン、QB加藤からWR永川に13ydパスで相手陣に入ると、WR中川が17ydパスをキャッチする。そして、44ydのフィールドゴールをK青木が見事に決めて点差を広げる。(20-10)
残り時間2分55秒、SSのパス攻撃で5yd・19yd・9yd・5yd・22yd・5ydを決められDEERS陣5ydまで攻め込まれるが、4thダウンギャンブルパスをエンドゾーンでカットする。
残り時間24秒、DEERSのニーダウンで試合終了となる。
勝利を収める事はできましたが、日本一を望むレベルにはまだまだ全く足りません。個人のスキル、フィジカル、メンタル、チームとしての完成度と、あらゆる意味でのさらなるレベルアップが必要です。今日のもっとも大きな反省はボールセキュリティの甘さです。パス攻撃でインターセプトされるリスクは受け容れ得る、いわば覚悟のリスクですが、保持あるいは捕球したボールのセキュリティは極限まで高めなければいけません。どんなに気を付けていても犯すミスですが、それだけに練習を繰り返していく他はありません。
厳しい試合が続くなか、出場機会が限定される選手も相当数います。ただ、本当に強いチームはフィールドに居る選手だけが強いチームではありません。控えの選手には、その役割があります。出場機会がなかった選手でも、常に準備を怠らず自分のベストを日々更新し続ける事が何よりも大切です。2009年のDEERSの日本一も「ここぞ」の場面で控えの選手が持てる力を存分に発揮してくれたから達成できたものです。これが全員の力、総力という事でしょう。スタッフや関係者の力も含め、常に総力を尽くしたと言える本当に良いチームになれるよう、今後も日々の練習と自覚を積み重ねていきます。