2017年5月20日（土）　第39回パールボウルトーナメント　第二戦

解説　by ルールスタッフ　浅野利三郎

1Q

　2017年の第２戦は、真夏を思わせる五月晴れの富士通スタジアム川崎で、三菱のキックオフで試合開始となる。
　LIXIL最初の攻撃は、QB#9加藤からWR#83石毛への6ydパスの後、RB#31岡部の3ydランで前進するものの、1stダウンを奪えずパントとなる。しかし、このパントを三菱がキャッチミス、DB#6尾林がリカバーして再びLIXILの攻撃となる。
　RB#32前川の3ydラン、QB加藤からRB#20白神への6ydパスで相手陣17ydまで攻め込み、最後はK#14青木が34ydのフィールドゴールを決めて先制する。（3-0）
　三菱の最初の攻撃で、9ydラン・5ydラン・10ydパス・9ydラン・5ydラン・9ydパス・3ydラン・5ydラン・5ydパスでLIXIL陣10ydまで攻め込まれるが、LB#54佐藤のタックル等でタッチダウンを許さずフィールドゴールの失点に留める。（3-3）
　LIXILは相手キックオフにWR#11前田が30ydをリターンすると、RB前川の3ydラン、RB岡部の4ydラン、RB白神の14ydランの後、QB加藤がWR#81杉田に14ydパスを通す。

2Q

　LIXILはRB岡部の2ydランで相手陣32ydに迫るが1stダウンを奪えない。しかし、K青木が49ydのフィールドゴールを見事に成功させる。（6-3）
　三菱の攻撃は、DL#90パングのロスタックル等で1stダウンを与えない。
　LIXIL自陣9ydからの攻撃で、QB加藤がWR石毛に7ydパス、RB岡部の2ydラン、WR#7宮本に5ydパスで1stダウンを更新すると、RB前川の3ydラン、RB岡部の15ydラン、RB前川の15ydランで相手陣40ydまで前進するがパントとなる。
　三菱に8ydパスの後、ラン攻撃で5yd・9yd・4yd・5yd・22ydを走られ、LIXIL陣10ydまで迫られる。ここから4ydパスを通されるが、次のランプレーにDL#48高木のロスタックルでタッチダウンを許さない。続く三菱のフィールドゴールにはDL#99庭田がボールをブロック、転がったボールをDB#16植山が拾い上げ、22ydをリターンする。
　LIXILは自陣29ydからの攻撃で、QB加藤がWR前田にロングパスを投げる。ボールをキャッチした前田は相手陣6ydに迫る。ここから、QB加藤がWR宮本に6ydのタッチダウンパスを通して前半が終了する。（13-3）

3Q

　LIXILのキックオフはLB#57東條のタックルで三菱は自陣16ydからの攻撃となる。5ydパスを通されるが、DLパングのパスカット等でパントに追い込む。
　LIXILは自陣39ydからの攻撃で、RB白神の6ydラン、RB前川の7ydランの後、QB加藤からWR杉田に7ydパス、更にRB白神が21ydを走って前進し、最後はQB加藤がWR#18永川に20ydのタッチダウンパスを通す。（20-3）
　三菱の攻撃に12ydランで1stダウンを奪われるが、DL#85甲斐のロスタック等でパントに追い込む。
　LIXILはQB#12大和田がWR#22井上に12ydパスを通して1stダウンを更新するが、反則での罰退もありパントとなる。
　三菱のラン攻撃で2yd・9yd・29yd・11yd・8ydを走られ、LIXIL陣5ydまで攻め込まれる。タッチダウンを許さないものの、フィールドゴールを決められる。（20-6）
　三菱のキックオフにRB白神が33ydをリターンしLIXILは自陣41ydからの攻撃となり、RB#39大野が6ydを走る。

4Q

　QB大和田がWR杉田に6ydパスで1stダウン更新後、RB白神が7yd、RB大野が2ydを走るが、次のパス攻撃で前進できずパントとなる。
　三菱の攻撃で14ydパス・17ydパス・12ydラン・5ydパス・6ydパスでLIXIL陣30ydまで攻め込まれる。しかし、ここから4thダウンギャンブルを含む4回のパスを失敗に終わらせ、LIXILの攻撃となる。
　残り時間4分56秒、LIXILは時間を使ったラン攻撃を仕掛ける。RB白神が3yd、RB大野が8yd、RB#34佐久間が2yd、RB白神が7yd、RB大野が1yd、RB佐久間が2ydを走って時間を使い切り、試合終了となる。