2019年6月1日（日）　オール三菱ライオンズ

解説　by ルールスタッフ　浅野利三郎

1Q

2019年の第3戦・東日本交流戦はパールボウル予選リーグ2位チーム同士の対戦で、曇天の富士通スタジアム川崎で、オール三菱ライオンズ（以下、三菱）のキックオフで試合開始となる。
LIXILは相手キックオフにWR#15田邊が61ydをリターンし、相手陣39ydからの攻撃となる。しかし、3回のラン攻撃で1stダウンが獲得出来ず、4thダウンギャンブルパスも僅かに1stダウンを更新できず先制点のチャンスを逃す。
三菱最初の攻撃は、3ydラン・12ydパスで1stダウンを更新されるが、DL#91倉持のQBサック等で攻撃を止め、パントに追い込む。
LIXILの攻撃は1stダウンが奪えずパントとなるが、三菱の攻撃もLB#30篠原のロスタックルで1stダウンを与えずパントに追い込む。
LIXILはRB#32三浦の10ydラン、QB#8石井からWR#83石毛への6ydパス、RB#34宮山の3ydラン、RB三浦の6yd・44ydランで相手陣25ydまで前進する。しかし、QBからのRBへのハンドオフでボールをファンブルし、攻撃権を失う。
三菱の攻撃はLB#54佐藤の強烈なタックルで前進を許さない。

2Q

LIXILはQB石井がWR#18永川に6yd、WR田邊に4ydのパスで前進するが、反則で罰退し、WR#81杉田への9ydパスが成功するも1stダウンに至らずパントとなる。
三菱の攻撃にDB#27杉本がQBサックを決めてパントに追い込むと、三菱はパントフェイクのランで1stダウンを目指すが、これを阻止して相手陣24ydからの攻撃となる。
LIXILはラン攻撃でボールをファンブルするが、WR石毛がリカバーする。1stダウンが奪えないもののK#14青木が37ydのフィールドゴールを決めて先制する。（3-0）
両チームとも1stダウンが奪えずパントを蹴りあう。
前半残り時間1分51秒、三菱に22ydパス・15ydパス・19ydパスで前進を許し、最後は7ydパスでタッチダウンを奪われる。しかし、PATのキックをDL#1山下がブロックし、6点の失点に留める。（3-6）

3Q

後半最初の三菱の攻撃で、4ydラン・6ydラン・21ydパスでLIXIL陣42ydまで攻め込まれるが、DL#92有藤がロスタックルを決め、次のパス攻撃にDB#27杉本がインターセプト、27ydをリターンして相手陣33ydからの攻撃となる。
LIXILの攻撃は1stダウンが奪えないものの、K青木が48ydのフィールドゴールを見事に決めて同点に追いつく。（6-6）
LIXILはキックオフでオンサイドキックを蹴り、RB#22松下がボールを確保して攻撃権を獲得する。LIXILはQB石井がWR田邊に26ydパス、WR永川に24パスを通して相手陣3ydに迫る。反則で罰退した後、3回のラン攻撃で相手陣2ydに迫り、4thダウンギャンブルランでタッチダウンを狙うが三菱に止められ得点が奪えない。
三菱の攻撃をパントに追い込むと、LIXILはRB松下の2ydラン、WR永川の12ydのリバースランで相手陣35ydに迫ったところで最終クオーターに突入する。

4Q

LIXILはラン攻撃で前進できず、パスも失敗しパントとなる。
三菱に6ydパス・11ydパス・2ydラン・26ydパス・6ydラン・2ydラン・33ydランでLIXIL陣2ydに迫られ、次のランプレーでタッチダウンを奪われる。（6-13）
LIXILの攻撃はQBサックを受け、1stダウンが奪えずパントとなる。
三菱の攻撃で16ydパス・5ydラン・11ydパスでLIXIL陣30ydに迫られるが、DB#2岡本がインターセプトを決めてピンチを凌ぐ。
試合残り時間2分24秒、LIXILはRB松下の2ydランの後、QB石井がWR田邊に18yd、WR#7宮本に6yd、WR永川に20yd、再びWR宮本に26ydのパスで相手陣9ydに迫り、最後はエンドゾーンに走り込んだWR田邊にタッチダウンパスを成功させる。続くポイントアフタータッチダウンはキックでの同点ではなく逆転を狙っての2点トライでタッチダウンを目指し、QB石井がエンドゾーンに走り込んだWR宮本にパスを成功させる。（14-13）
試合時間残り44秒、三菱の攻撃にDB#29藤井がインターセプトを決めて試合終了となる。

【試合後コメント】
WR#15田邊 翔一（たなべ　しょういち）
動画はこちら

【オール三菱ライオンズ戦 MVP発表】
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‪チームにとって特に価値あるプレーをした選手が試合ごとに選出されます。
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‪★オフェンスMVP：WR#15田邊 翔一

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‪★ディフェンスMVP：DB#27杉本 紘一

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‪★キッキングMVP：K#14青木 大介

LB#52染矢 優生
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