2021年8月28日（土）　秋季公式戦　第一節

解説　by ルールスタッフ　浅野利三郎

1Q

2021年度秋季公式戦の初戦は、真夏の太陽が輝く富士通スタジアム川崎で、ディアーズのキックオフで試合開始となる。
電通最初の攻撃で5ydパス・18ydパス・1ydラン・15ydパス・2ydランでディアーズ陣18ydまで攻め込まれるが、ここでLB#10安藤がパスインターセプトを奪い取りピンチを凌ぐ。
ディアーズ最初の攻撃はQB#12大和田がWR#13杉田に26ydパスを通すと、RB#1宮幸の18ydランの後、WR杉田に28ydのタッチダウンパスを成功させる。ポイントアフタータッチダウンのキックはK#19内海が確実に決める。（7-0）
電通の攻撃にDB#6名智とDB#21角谷の二人でロスタックルを決めると、次のプレーではLB#54佐藤がQBサックを決めてパントに追い込む。
ディアーズはQB大和田がWR#11前田に11ydパスを通し、RB宮幸が9yd、RB#26松下が5ydをランで前進するも後が続かずパントとなる。
両チームが1stダウンを奪えずパントとなった後の電通の攻撃で、11ydパス・6ydパスで前進を許すが、LB#47芹沢がQBサック、DL#37岡崎がロスタックルを決めてパントに追い込む。

2Q

ディアーズはQB大和田からWR#85鈴木への15ydパス、RB#40千代の26ydラン、RB宮幸の19ydランなどで相手陣3ydまで迫るがタッチダウンを奪えず、ＦＧも失敗に終わり追加点が奪えない。
電通に5ydパス・5ydラン・4ydランで前進されるが後の攻撃を止めパントに追い込む。
ディアーズはRB千代の10ydラン、QB大和田からWR杉田に17ydパスで前進するも、次のロングパスでインターセプトを奪われてしまう。
電通に5ydパス・3ydラン・６ydパス・21ydパス・13ydパスでディアーズ陣１ydまで攻め込まれ、最後はQBランでタッチダウンを奪われる。しかし、次の2点を狙ったポイントアフタータッチダウンは失敗に終わらせて前半が終了する。（7-6）

3Q

ディアーズ後半最初の攻撃は1stダウンを奪えずパントとなる。
電通に10ydパス・5ydパス・2ydパス・3ydパス・18ydパスでディアーズ陣2ydに迫られるが、タッチダウンを狙ったランプレーでファンブルを誘い、DB＃2岡本が零れたボールをリカバーしてピンチを凌ぐ。
ディアーズの自陣1ydからの攻撃は1stダウンを奪えずパントとなる。
電通の攻撃にLB安藤・LB#24中野がロスタックルを決めるが、19ydラン・10ydパス等でディアーズ陣19ydまで攻め込まれ、ＦＧで逆転を許す。（7-9）
ディアーズの攻撃は、3回連続で1stダウンが奪えずパントとなる。
電通に14ydパスを通されて最終クオーターに突入する。

4Q

電通に11ydパス・9ydパスの後31ydのロングパスでタッチダウンを奪われ、点差を広げられる。（7-16）
ディアーズの攻撃は1stダウンが奪えずパントとなるが、電通の攻撃も1stダウンを与えずパントに追い込む。
ディアーズはQB大和田がWR#7小川に5ydパスを通した後、自らの7ydランで1stダウンを更新すると、RB松下に22ydのロングパスを成功させる。相手陣24ydからの攻撃でQB大和田からのパスをキャッチしたWR前田が相手ディフェンスを振り切ってタッチダウンを奪い取り、点差を詰める。（14-16）
電通攻撃に1stダウンを与えずパントに追い込むと、パントスナップが乱れてボールが蹴れずディアーズは相手陣6ydからの攻撃となる。このチャンスにQB大和田がWR小川にタッチダウンパスを決めて、遂に逆転する。（21-16）
試合時間残り3分15秒、電通攻撃に1stダウンを与えず、4thダウンギャンブルパスも失敗に終わらせる。
ディアーズはRB宮幸が6yd・15ydを走って時間を消費させ、試合終了となる。

【PLAY BACK DEERS】
動画でプレイを振り返りましょう！
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【試合後コメント】
RB#1宮幸 崇（みやこ たかし）
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【電通キャタピラーズ戦 チームMVP発表】
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‪チームにとって特に価値あるプレーをした選手が試合ごとに選出されます。
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★オフェンスMVP：WR#11前田 直輝
試合の流れを変えるプレーをして、チームを勝利へ導くタッチダウンを取った。‬‪

★ディフェンスMVP：LB#54佐藤 裕亮‬
7タックル1サックの活躍によりディフェンスチームを牽引した。